日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「ゴジラ×メカゴジラ」 を観る。

 2002年東宝手塚昌明監督
 DVDを持っているので、当然観た事ありますが、連休最終日、何を観ようか思案して、あんまし観ていなかったこの作品を観る事にしました。翌年の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」はこの作品の続編なので両方一気に観たのは今回初めて。
 それにしてもメカゴジラはかっこいい。メカゴジラが最初に出てきたのは、1974年の「ゴジラ対メカゴジラ」。アニメとかと一緒に春夏の小学校が休みの時やっていた「東宝チャンピオンまつり」の1本として上映。これ初映の時リアルタイムで見ていました。その後メカゴジラが出たのは「メカゴジラの逆襲」(1975年)、「ゴジラvsメカゴジラ」(1993年)、ときて、今回観た「ゴジラ×メカゴジラ」(2002年)、「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」(2003年)と続きます。どちらかというと、各期最後の方で出てきますね。まさに"真打は後から"の法則通り。
 
 今回のメカゴジラは、1954年、浦賀沖で芹沢博士のオキシジェン・デストロイヤーによって死んだゴジラの骨を引き上げ、それを骨格として対ゴジラ兵器を開発する。"機龍"と名付けられさっそく出現したゴジラを迎え撃つ。
 
 細かい事をいう人もいますし、興行収入もぜんぜんよくないんですけど、第3期のゴジラシリーズの中ではこの2作結構好きなんですよね。メカゴジラのオペレーターの釈ちゃんかわいいし。続編の「―東京SOS」は小美人が出てきますが、一人は「セカチュー」前の長澤まさみだし。それに何より、「メカゴジラ」がかっこいい。今回のメカゴジラはしっぽが今までのより長くて、それに強い。
 初代ゴジラの骨格を使っており、その影響かゴジラの咆哮を聞いて制御不能の"暴走"状態になったり、内部電源がEmptyになって、日本中の電力をメカゴジラに集めるところなんか、ヤシマ作戦か!と突っ込みを入れたくなりますが、面白ければそれでいい(ちなみにこれらの設定は、エヴァ以前、1993年の「ゴジラvsメカゴジラ」の時に考えられたものでパクリではないらしい)。 

 私、ゴジラの対戦怪獣だったらキングギドラが一番好きですが、メカ怪獣だったらメカゴジラが一番。メカギドラは酷かったなぁ。なんでもメカにすりゃいいってもんじゃない。メカゴジラは、出てくるたびにデザインが大きく異なるのも楽しみの一つ。最初のメカゴジラもリベットむき出しでメカっぽくてよい。2代目のvsの時の奴も、曲線を多用し、ガルーダという補助メカと合体して空を飛ぶのがかっこいい。そして今回は生体兵器で取り扱いは難しいけどむちゃくちゃつおい。
 
 ゴジラはなんといってもking of monster ですから、どんな怪獣が来ても負ける気がしないのですが、人間の作ったメカが勝利を収めるっていうのは、昔から好きなシチュエーションだったりします。
 ウルトラマンの最終回、ゼットンを倒したペンシルロケット
 ゴジラを骨にしたオキシジェン・デストロイヤー。
 とどめは刺していないけど、「サンダ対ガイラ」でガイラをかなりいいところまで追い詰めたメーサー殺獣光線車。

宇宙人や善なる怪獣に頼らない、人間の力で脅威を撃退する。
独断と偏見ではありますが、怪獣映画の醍醐味はそこに有ると思うのです。。


ゴジラ×メカゴジラ [DVD]

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