日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

27時間テレビって…。

 フジテレビ系列の「27時間テレビ」1997年からスタートし毎年1回この時期にやってますね。1回もまともに観たたことないですけど。
 単に莫迦騒ぎを27時間放送する。出演者は深夜から翌日まで「眠い眠い」を連発。楽しみにしている人には申し訳ありませんが、不快この上ない。


 日本テレビの「24時間テレビ」(正式名称は、「24時間テレビ「愛は地球を救う」」)は、1978年からスタート。番組の内容は似ていますが、チャリティの為という大義名分がありやる意味を感じます。しかしこれも、スタートから数年は良かったけど、意味のわからないチャリティマラソンとか、延々歌を唄ってたり、全編バラエティになってきて殆ど観なくなっちゃいましたね。昔は、募金で集ったお風呂カーでお年寄り宅を回ったり、募金がどのように使われたかをやったり、ちゃんと困っている人に寄り添う番組だったけど、いつの頃からか、感動の押し売りが目立ってきて、興ざめ。

 原発の問題で、電気が足りないっていう時に、テレビ放送をする意義をもう一度考えて欲しい。勿論、真面目な番組が素晴らしくて、お笑いが下らないってことではなく、テレビって、ラジオと並び、簡単に全国を一瞬にして結び時間を共有できる素晴らしいメディアだと思う。特に最近のデジタルTVはみんなで投票に参加できたりする。視聴者の意見を求める番組で構成したりするのも良い。27時間テレビは、あまりにも下らない。日曜のフジテレビは14時頃に良質なドキュメントをやっていたり、いくつかの真面目な番組がある。これらをすっとばして27時間テレビをやる意味が判らない。日テレの24時間テレビを続けるのは私的にはありです。このテレビを通じて毎年少なくとも10億前後の募金が集まる(昨年は19億8千万と過去最高だったらしい)のはすごいし、募金の受け皿として、街中で得体の知れない連中に募金をするよりは、使われ方が明確。その後テレビで募金を原資としたボランティアや寄付が行われている状況も判る。日本赤十字以上の情報開示ができるのはテレビ局ならではだと思う。私は内容的に初心に帰って欲しい派ですけど、それでは視聴率が稼げず、現在のようなエンターティメント色の強い方がみんなの注目を浴び、募金が伸びるならそれはそれでもよい。…個人的には手塚治虫のアニメとかまた再開して欲しいなぁ。