上田知華+KARYOBINは、70年代後半から80年代前半の数年間活動したピアノと弦楽カルテット編成のポップスグループです。今年2月に参加させて頂きました主催者様より、「今度は6thアルバム再現ライブ」やります。」との報を受け参加して参りました。
6枚目のアルバム「SONG」は、1982年発売で、何気に30周年だったんですね。私はこの頃あまり上田知華+KARYOBIN聴いてなくて、このアルバムも90年代に入りCD化されてから購入し聴きました。今回改めて聴き直してみるとやっぱいい曲が多い良いアルバムでした。
ピアノと弦楽四重奏という構成なので、全く古さを感じないのもこのグループの魅力です。このままアレンジを変えなくても全然通用します。幸か不幸か時代を背負う程の大ヒットが無いというのも理由だと思います。
今回の再現ライブは、立川の喫茶店「はるもにあ」にて。小じんまりした部屋に奏者と聴衆が混然一体となったような状況で全12曲+3edアルバムから2曲を。15時からスタートとのことでしたが、14時に会場に着いた時には、既に殆どの皆さんが揃っており練習をされてました。
アルバムの曲順通りに進むプログラム。楽器から奏でられる音楽、ボーカル。感動で鳥肌が立ちました。
さてこの再現ライブは、上田知華+KARYOBINに魅せられた主催者さんが、音源から採譜し、弦とピアノとボーカルと、その他楽器のできる方を探し出して開催しています。今回で6回目だそう。その労力たるや本当に頭が下がります。演奏していただいている方もセミプロ〜プロの方と幅広く、聴きごたえあります。また、皆さん優しい方ばかりで、演奏される皆さんは、時間をとって練習されて今日を迎えているのに、へらへらと当日お伺いするだけの私に、「いえいえ、聴いていただく方がいてはじめて音楽をやっている意味があるんです」と、本当に演奏をするのが好きな方ばかり。あぁ私もバイオリンとかピアノとか、演奏してかっこいい楽器をやれたらいいのに。学生時代に民謡をやっていて本当は三味線やりたかったけど、男が少なかったので担当は尺八。尺八じゃなー(^-^;)。そもそも管楽器って弾き語りとかできないからなぁ…。
その後立川の花火大会を主催者さんお住まいのマンションで観賞。5階なので階下の喧噪をよそにゆっくりと特等席で観る事が出来ました。したたかに酔い、気がついたら武蔵小杉まで乗り越し、家に着いたのが12時過ぎ。皆さんにご迷惑をかけていなかったか心配です。。
また次回あったら参加したいです。