日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「たとえ世界が明日終わりであっても、私はリンゴの樹を植える」


 この言葉を聞いた時、結局、私はそういう生き方しかできないと思いました。
 地震津波や、天災でなくても交通事故や不治の病や、人間っていつ死んじゃうか判らない。だからこそ、1日々々を悔いなく過ごすようにしないとなって思います。床に着く前は毎日反省の日々ですけど。

 
 先日(12/7)の地震以来、一部で大きな地震が来るんじゃないかと言われていて、確かに気にはなるのですが、かといって特に何も準備していません。逝く時は逝くものです。勿論、一瞬で逝ってしまえば良いのですが、そうならなかった場合の為に家族分の数日の水と食料、乾電池とかそういった一般的な準備、浴槽にお湯を貯めて寝るとか、他人に迷惑を掛けない程度の準備をするのは当然です。しかし、必要以上の蓄えは必要ないんじゃないかと思ってます。
 仮に発電設備を持っていたとして、周りの家が停電して困っている中、自分の家だけ通常通りの生活をしていたら「あぁあの家はしっかり準備していたのね」と私は思うけど、もしかしたら「自分だけいい思いしやがって」という人がいないとも限らない。日本人は特に、苦労は分かち合うものと考える人多いからね。いくらアメリカ文化が浸透してもミーイズムに完全に毒されない日本人の気質というか。

 よく結婚式で「2人なら喜びは2倍に、苦しみは1/2に」なんて言いますけど、要はそういうこと。

 人は助け合わなければ生きていけない。だから、恐れることなくリンゴの樹を植え続けてよいと思うのです。そしてそういう生き方こそが、崇高な精神であるように思うのです。とはいえ、大混乱の中、なにがなんでも会社に行くなんて事はしないけどね。そこまで会社に責任ないし。勿論必要ならいくけど。どんなことが起こっても、眼の前のことを粛々と。それでよい。