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「宇宙戦艦ヤマト2199・第四章銀河辺境の攻防」を観る。


 (多少ネタバレ要素含みますので、先行上映をご覧になられる方は、まわれ右♪してください。)



 いよいよ2199版も第4章、折り返し地点です。全26話を7章に分けて公開するスタイル。今回はTVシリーズで11〜14話に相当分となります。TVシリーズでのサブタイトルは、
第11話「いつか見た世界」
第12話「その果てにあるもの」
第13話「異次元の狼」
第14話「魔女はささやく」
となるそうです。

 前章で、冥王星前線基地を叩き、太陽系に別れを告げたヤマトは、人跡未踏の銀河系を進んで行きます。以前のTVシリーズでも太陽系を越えて以降の話の話は、ボトルショー的エピソードが多く、劇場版では反映されないストーリーが多かったので、そういう意味では、これから七色星団でのドメルとの決戦(旧シリーズ21,22話)位までの部分は比較的自由に再構成出来るところ。しかし、1話完結ながら心に残る話も多く、それだけ往年のファンをも納得させる作りにできるかが監督の手腕の見せ所だったりします。とはいえ、新しいファンにも受け入れられるよう、ベタな作りは避けないといけない。自由というのは不自由と隣あわせなんですよね。

 冒頭、ドメル率いる艦隊が、ガトランティス軍と交戦しているところが描かれます。ドメルの艦隊に、地球防衛軍同様一方的にやられまく空母バルゼー、ナスカ、駆逐艦に、ミサイル艦ゴーランド。あれだけ苦しめられた白色彗星帝国の艦艇を完膚なきまでにやっつけるドメル、かっこいい!


 今回は、ワープシーンの雪のヌードに驚喜していたオールドファンの更に度肝を抜く入浴シーン!着衣のシーンでも、雪がどうもエッチっぽく見えるのは、あのプラグスーツみたいな制服の所為だけではなく、どう考えてもそういう邪な思いを抱かせるに足る演出がされているように思える。
 「新たなる旅立ち」で出た北野も登場、戦術課として着任している様子。司令部の土方、山南、機関室の山崎や今回の北野など、旧作で突然出てきた新キャラクターを今回多数登場させているのは、なかなか良い。新米(TV版2)とか、揚羽(III)とかも出てくるのかな?

 第13話にあたる話はTVの「ヤマトIII」で出ていた異次元潜航艇の話。私がヤマトに見切りをつけた最も象徴的な、宇宙で潜望鏡を伸ばす間抜けな絵ですが、今回のリメイクでは、なかなかかっこよく描かれていました。第14話にあたる話は、漫画版のサブストーリー「永遠のジュラ」編をモチーフにしたお話。
 確かに地球滅亡まで1年と短いようですが、1日々々の積み重ねでの1年ですから、毎日が緊張の連続では、精神がおかしくなります。前章でのヤマト艦内のDJや、ちょっとした会話がヤマトの乗組員に感情移入できる糸口になったりします。

 次回は4月。TVシリーズ放映も決まったようだし、しばらくまた楽しめそうです。