日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「ビブリア古書堂の事件手帖」


 先週からフジテレビの通称"月9"枠で始まった「ビブリア古書堂の事件手帖」。主人公のビブリア古書堂の女店主・篠川栞子さん役を今売出し中の剛力彩芽さんが演じるという事で心配していました。正直原作の栞子さんとは違いますけど、思った以上に原作に忠実なストーリー展開なのでまずは一安心。
 細かいところをいえば、栞子さんの造形は、色白でお嬢様風、ロングの黒髪、しかもプロポーションが良い。剛力彩芽とは全く異なる外見だから、原作の栞子さんファンからすると???な感じ。その栞子さんといっしょに住んでいるのは弟ではなく妹。セドリ屋の志田さん(演:高橋克実さん)は、橋の下に住むホームレスのはずが、栞子さん家に居候している。
 ちょっとまって。五浦君にバイトをお願いするのは、"男手がないから"という理由ではなかったっけ?弟も志田さんも栞子さんと同居しているなら、男手あるじゃん。これは栞子さんにあるまじき矛盾ですね。目くじら立てるつもりはありませんが、原作の設定をいじる場合は、ちゃんと考えてほしいと思います。

 ただ古書堂の雰囲気はなかなか良い。これも本来、本に直射日光、特に西日が入る古書店なんてもってのほかで現実にはありえないのですが、光の具合がとてもきれいなので許す。

 細かなところではいろいろとありますが、原作をいかしつつちゃんとしたドラマに仕上げてほしいです。どうもフジのドラマって原作を蔑ろにする傾向がある。それが"吉"と出る場合もないわけではないのですが。まぁ3ヶ月無事に完走してください。


 あ、原作第4巻が2月発売。こちらの方が楽しみ。

 

漫画化もされてます。こちらの栞子さんは少し幼い感じ。表紙は、原作と同じイラストを使用しているから中身とのギャップに戸惑います。

ビブリア古書堂の事件手帖 (1) (カドカワコミックス・エース)

ビブリア古書堂の事件手帖 (1) (カドカワコミックス・エース)

ビブリア古書堂の事件手帖 (2) (カドカワコミックス・エース)

ビブリア古書堂の事件手帖 (2) (カドカワコミックス・エース)

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