月曜日は本来休館日なんですが、祝日の為開館しており稽古をする事ができました。結局3連休は弓道中心で過ごす。
昨年から復活して、徐々に勘を取り戻してきて何となく引けてますけど、まだ射形が定まっておらず、いい感じで中りが出ません。今日は、昨日指導された事をしっかりとやって半分くらい中てる事が出来ましたが、それでも確実ってわけじゃなく、これで審査を受けるのは不安…。
「的に囚われる」とか「的中を意識する」というのは、あまりよくない事なんだそうですが、的を前にして、的以外に意識を向けるのは結構大変です。中てるという結果よりも、その前のひとつひとつの動作を確実にこなす事に集中するようにし、その結果として中りがあるというのが理想で、的中は結果だから、的中を得られないのは、その過程に問題があるということ。技術としては、多少体配の乱れがあっても的中できるものもあるのでしょうが、その中りは本質的な意味での中りではない。だから、初弐段あたりは的中は求められないし、高段になっても単に中ったからといって昇段するものではないらしい。む、難しい。。。
本当にストイックなスポーツです。ですが、このストイックさ、意外とと好きだったりします。余り攻撃的な性格でもないので、人を傷つけたりするのは嫌だし、そりゃ、たくさん的中して試合とかで優勝したいって欲もないわけではないけど、それよりも「見ていて清々しくなる」とか「凛とした美しい射ですね」とか言われる方がうれしいかも。でもまぁ、安土に「ジャッ」って刺さる音より、的紙を「パンッ」って破る音の方がかっこいいに決まってます。
あーあ、結局こういう邪念が、的中率を落とすのよね…。