選挙権を得て30年近くなりますが、国政選挙地方選挙問わず、恐らく1度も棄権することなく選挙権を行使しています。ただ、本気で忙しくて、新聞も政見放送も一切みれないで選挙当日を迎えてしまった時があって、そんときは、無責任に選べないので白票を投じました。ちなみに選挙に熱心な某団体に入信してるわけではありません。完全無欠の無党派層。
で、本当は日曜日にちゃんと投票にいこうと思ったら、先週末問題が発生、月曜日に急遽出勤(しかも朝から晩まで)になってしまい、投票にいけない事が発覚、今週はバタバタで、昨日も飲み会で午前様だったもんで、今日定時に上がり期日前投票というのを人生初めてやってきました。
会場は区役所の会議室。普通の投票所と同じように本人確認し個人投票用紙をまずもらい記入し投票ボックスに。その後比例の投票用紙を貰い記入、投票。全然簡単でした。
自分の一票で、大勢に影響が出るとは思えませんが、政治の原点に立ち返れば、この一票を手に入れる為に先人たちはすごく頑張ってきたわけだし、自分の思いを代弁する政治家を国会に送るという行為は、民主主義の基本。確かに今の政治や政治家をみるにつけ、とても情けない気持ちになる事もありますが、それさえも自分たちが選んだ責任だし、ある意味選挙に行かず、誰も選んでいない人の責任でもあると思うんです。政治に文句を言ったり、政治家を避難する権利は、少なくとも投票に行った人にまずある物だと思っています。
あさっての投票日。今まで行っていない人も、誰を選んでいいか判らない人も、ネットや新聞をみて投票してみましょうよ。最悪どうしても選べないなら、白票でも私はいいと思います。白票は無効票と同じ扱いですが、投票率にはカウントされます。つまり、選ぶに値する人はいなかったという意思表示にはなるわけ。それに意味があるかと問われれば疑問は残るし、単に自己満足じゃんと言われればそれまでですけど。
そして次回の選挙には立候補者の意見をちゃんと聞くようにする姿勢が生まれてきます。せっかく持ってる選挙権、行使しないのはもったいないと思います。一人の一票は確かにちいさいけど、選挙に行かない人がみんな立ち上がれば、政治は間違いなく動きます。
みんなでいい国つくりましょ。