(公開されている情報以上のネタバレは含みません)
昨日から公開。昨日も書きましたが、前売券を買って公開初日に観るなんて、ホント久しぶり。しかも9時からの1回目の回。劇場は8割位の入り。
2011年のTVアニメ作品「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の映画化。TVシリーズは、話題になっていたのでソフト化されてから追いかけて観ました。噂に違わぬ出来で、号泣。
映画は、TVの1年後の話ですから、本編を観た人がより楽しめる内容です。というより、基本は再編集もので、5時間半を99分にまとめているので、観ていないと意味のわからない部分も多い。1本の映画としては、評価に値しない。こういう"一見さんお断り"的作り方は余り好きではありません。あくまでもファンの集い的イベント映画。とはいえ、続けて見ている人にとっては、あのあとの彼らの心の動きやどのように過ごしてきたかは気になる。
1年後、それぞれがめんまちゃんにむけてお手紙を書き、あの秘密基地でお焚きあげをすることになる。ひとりひとりがめんまの事を想い、自分を振り返る。その中でTVシリーズで語られた部分をを断片的に挿入するという構成。特に大きな事件もなく物語は淡々と進みます。
少しだけ大人になった仲良しグループ"超平和バスターズ"のメンバーの姿をみられただけで、「あの花」好きには充分。