宮崎駿監督が発表通り引退会見しましたね。
宮崎監督作品は好きですが、人物としてはあまり好きになれません。今回の引退宣言も最新作公開中、映画祭の真っ最中という、「別に意図があるんじゃないの?」と勘繰りたくなるようなタイミング。
新藤兼人監督は、99歳まで映画を撮り続けた。映画監督にも何人かあったことのあるけど、皆さん口をそろえて「死ぬまで撮り続けたい」という。映画ってそういうもんじゃないかなと思っていたので、監督が引退宣言というのには、違和感を感じざるを得ません。
実写の監督とアニメーションの監督は違うかもしれませんが、それでも好きな事はずっと続けたいと思うのが本当じゃないかと思うし、それがファンに対する向き合い方だと思うのです。結局、宮崎駿という人は"監督"ではなく"アニメーション作家"だったという事。
今後は宣言通り、ジブリ作品には一切口を出さず後進に道を譲ってほしい。いままでお疲れ様でした。