帰りに紀伊国屋に寄ったのは既に3巻まで出ている「宇宙戦艦ヤマト2199」の漫画版を買う為だったのに、「―ガンダムさん」の最新刊が出ていたので、つい買っちゃう。更に「サイボーグ009 完結編 conclusion GOD'S WAR」の第3巻まで出ていて、結局「―ヤマト」は第1巻だけ買う。後で2.3巻買わないと…。
「ガンダムさん」4コマは相変わらず面白いけど、マンネリ気味?長編の「何かが間違って伝わって誤解されたまま製作された機動戦士ガンダム」も空回りしてる感が否めない。前巻までの「ガンダム創世」が面白かっただけにちょっと期待外れの巻でした。次巻に期待です。
「―009」は、石ノ森章太郎が生前に残した構想ノートを元に実子・小野寺丈さんが既に小説化し完結しているものを、石ノ森の弟子が漫画化したもの。小説版で結末が分かっていても、やはり漫画で読みたいのは、これまで「サイボーグ009」を読んできたファンの義務。既に原作者は鬼籍に入ってしまいましたが、弟子たちによる"石ノ森タッチ"で描かれる009はやはり良いものです。あと1巻位で終わりかな。無事終巻まで刊行して欲しいです。
本命の「宇宙戦艦ヤマト2199」漫画版は、買おうか迷っていたんですけど、先日見させてもらう機会があったのと、よく考えてみれば「宇宙戦艦ヤマト」の漫画版は松本零士版もひおあきら版も買っていて、更に松本零士の「新・宇宙戦艦ヤマト」まで、"ヤマト"と名のつくコミカライゼーションは買ってることに気が付き、あわてて買うことに決めました。内容的には2199版をベースに映像版をかなり補完していて好感が持てる。おかげで進みが遅いのが気になります。このままでは全編終了まで10巻位になっちゃうんじゃ…。
それにしても48歳にもなっていまだに漫画読んでるとは思わなかった。しかも読んでるのは30年以上前からファンの作品の続編とかリメイクとか。言い訳っぽく聞こえるかも知れないけど、基本"物語"が好きなんです。媒体は、ドラマでも映画でも小説でも漫画でも偏見がないだけ。矛盾すると思われるかも知れないけど、沢木耕太郎とかの"ノンフィクション"も好き。自分のつまらない人生とは違う人生から得る物ってホント多い。そういう意味では、自分と違う回りの人の人生にも興味ある。飾らない人の飾らない人生。人生って面白い。
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