こないだ買えなかった2,3巻を買う。今発売中の最新刊まで追いつきました。しかし、紀伊国屋に行くと「ビブリア古書堂の事件手帖」の漫画(ナカノ画)版の3巻も出ていた。やっぱ本屋は毎日いかないといけない…。
で「―ヤマト」。2巻は地球出発からゆきかぜ発見まで。3巻は冥王星基地での戦い。TV話数で6話まで、1巻あたり2話ってことは、あと10巻は出る。刊行が、2巻は今年1月、3巻が今年6月なので、残10巻というと、完結まで5年?いや〜長いww
旧作の宇宙戦艦ヤマトも松本零士が描いたものとひおあきらが描いたものがあり、松本版は、絵は良かったんだけど、後半通信カプセルの再生という形のダイジェストストーリー、ひお版は3巻あって、恐らく決定稿以前のシナリオを元にTV版とは異なるストーリー展開で面白かったけど、どうも絵が好きになれずと、"帯に短し襷に長し"てきなものでした。今回のコミカライズは、TV放映版を元に、行間を埋めるような丁寧な作りで先が楽しみです。
なんでこんなに「−ヤマト」に惹かれるのか、自分でもわかりません。本放送は観ておらず、再放送、最初の劇場版の大ブームの洗礼を受け早35年以上。何度となく、完結と復活を繰り返して、粗を探せばいくらでも矛盾点のある物語ですが、作られるたびに良いところを探してしまう。何かを嫌いになるのって、嫌なところに眼が行くようになって、それが許せなくなる事だと思うのですが、好きになると、そんな嫌だなぁと思うところまで愛おしくなってしまうもの。
他にもたくさん映画や小説やドラマ・漫画でも、いい作品との出逢いはありますが、まぁそういう作品と出逢えたのは人生の僥倖というべきなんでしょう。

宇宙戦艦ヤマト2199 (2) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: むらかわみちお,西崎義展
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2013/01/12
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宇宙戦艦ヤマト2199 -3 (カドカワコミックス・エース)
- 作者: むらかわみちお,西崎義展キャラデザ:結城信輝協力:宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会
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