亡くなってしまったけど、父と母と姉貴と自分の4人家族が一つ屋根の下にいるのは実に25年以上ぶり。なかなか感慨深いもんがあります。
今日も弔問客が切れ目なく訪れて、その合間を縫っていろんな準備をする。75歳の耳の遠いおふくろだけではとてもではないけど全部把握して段取りするのは無理。私ひとりでもなかなか判断のつかないことがあったりして、そんな中文句を言いながらも如才なくちゃきちゃき捌く姉貴がいて、自分としても心強うございました。
始終頭を突き合わせていると、見なくていい部分が見えてきたりして、正直うざい存在だった姉貴ですが、離れて暮らすことで客観的になり、再評価につながるというのはこうゆうことかと合点しました。
遺体が常にあっても不気味な感じもないというのも肉親なればこそというのを実感。「親なんだから当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、これまで祖父母や義父の遺体に触れた時、不気味というのとはちょっと違うのですが、”身体って魂の入れ物なんだ”という、なんというか無機質な感じがしました。ところが自分の親の遺体を何度見ても抜け殻に思えないのです。
これが血を分けた肉親の情というものなのでしょうかねぇ。。
まずは明日からの葬儀全般が滞りなく終わりますように…。