今日でした。うちの娘も受けてたようです。
私は、「共通一次試験」の世代です。調べたら、1979-89の11年間だけで、国公立受験者が受験するものでした。5教科7科目1000点満点。
当時は、初等教育科のある私立大学って少なくて、元々小学校の先生になりたかった私としては、基本国立文系志望でした。結果的には、現役は、ほぼ国立一本で玉砕、2年目は普通の国文学部のある大学で教職過程をとれば中学校の先生にはなれると方針変更し、なんとかギリギリ滑り止めに合格といった体たらく。まぁ、浪人時代色々と遊んでしまったから、自業自得なんですけど。
センター試験、明日は理系科目があります。うちの娘の受験する大学では不要なんだそう。
よく考えてみれば、私莫迦なのに5教科7科目を勉強するのは無理があったよなと思う。自信があったのは国語と日本史、倫理社会、生物。酷かったのは、数学、英語。5科目の中で200点満点の2科目が苦手というのは、よく考えれば共通一次受けちゃいけない人間だったんですねぇ…(^-^;)。私立を受験すると決めてしまえば、徹底的に3科目をやればよいわけで、掛けられる時間は単純に倍以上になる。ということに気が付いたのは国立玉砕してからでした…。
この歳になると、"人生早く目覚めたもん勝ち"だと本当に思います。なりたい自分、やりたい事を思い描いて、それに向けて人生設計を立てる。小学校の時に気が付けば、どこの中学、高校、大学に行くか、道筋を考えることができます。これが、高校に入ってから決めたりすると、既に遅い場合があります。いや、遅くないにせよ、軌道修正に大変な努力を伴う場合があります。周りの環境も大事で、全然勉強する雰囲気のない学校に行ってしまったりすると、そこで勉強をしなければいけないところを目指してしまった場合、なかなか勉強をする事すら難しくなります。そういう周りの環境を無視して夢に向かって努力を続けるのは大変なこと。
ACミランの本田、ヤンキースのイチロー、宇宙飛行士の若田さん…みんな小学校の卒業文集とかで現在の姿を思い描いている。思い描くだけでなれるものでもないし、そこには不断の努力があるのも事実だけど、まずは自分のなりたいものを思い描く事が大切なんだと改めて思う。
娘は、今日のセンター試験思ったよりもできなかったそう。帰りが結構遅かったのでそんなことではないかと思ったんだけど、なんとかどっかに滑り込んでほしいもんです。