今テレビ東京、ドラマ24の枠でやってます。現在第8話まで。
「なぞの転校生」といえば、わたしたちの世代なら知らない人はいないNHK少年ドラマシリーズの作品。
不気味なテーマの流れる中、石油コンビナートを空撮したオープニング。「超人バロム1」の優等生の方の高野浩幸さんが出ていて、星野利晴さんが別の次元から来たなぞの転校生役。少年ドラマシリーズの代表的な作品でした。
その「なぞの転校生」が岩井俊二の脚本でリメイクということでかなり楽しみにしてまして、毎週録画していたんですけど今回やっと今まで放送分を全部観ました。
過去の作品や原作と異なるオリジナル設定の部分も多いですけど、岩井作品にあるような光と影の演出が結構いい感じ。なぞの転校生の山沢典夫役の本郷奏多くんもなかなかよい。
主人公の岩田広一のお父さんにNHK版の広一役をやっていた高野さんが出ているのも旧作ファンには嬉しい。
ショパンの「雨だれ」が印象的。典夫が音楽室で「雨だれ」を弾いていると、担任の音楽の先生(京野ことみ)ですらショパンを知らないという。舞台になっている世界はショパンがいない世界らしい。ということは…。
全12話らしいので、残り4話。どんな最後になるのか眼が離せません。