表紙は、「スペシウムソード」を抜こうとしているULTRAMANSUIT ver7.1 通称"セブン"
セブンイレブン限定で販売されている月刊コミック雑誌に掲載されている「ウルトラマン」の後日談としてスタートした新作ももう4巻。雑誌創刊時の目玉連載として登場したのが、創刊号の2011年11月だから、2年半で4巻というのは週刊連載と比較するとスローペースか…。
「ウルトラマン」に出てきたハヤタ隊員の息子(進二郎)が主人公。イデやアキコ隊員も出てくる。他シリーズからは、本人かどうかは不明ながらモロボシダンやジャックという名前も出てくる。
かつてウルトラマンだったハヤタも今では科学特捜隊を辞め防衛大臣になっている。彼の体内にはウルトラマンと同化していた時の「ウルトラマン因子」の残滓があり、その因子が息子進次郎に受け継がれている。ウルトラマン因子を生まれながらに持つ進次郎は、宇宙人に狙われるようになる。科学技術研究所の所長イデは、記念館として保管されている科特隊日本支部を宇宙人討伐の砦として復活、進次郎くんにウルトラマンの力を機械的に補完する「ウルトラマンスーツ」を極秘裏に開発をしていてそれを進次郎くんに渡す。とまぁこんな話。
この手のリメイクってオールドファンにとっては現代風にどうリファインするか、ストーリーを後日談にする場合、旧作のメンバーがどのように登場してどんな活躍をするかが見どころです。そういう意味では、充分成功していると思えます。敢えて難をいうなら、「これって『アイアンマン』と一緒じゃん…(^-^;)」って造形。いや似てないといえば似てないんだけど、結局最近の強化スーツものって、おしなべてアイアンマンもどきなんですよねぇ。
秋には5巻が出ます。今回の特装版は予約限定フィギュア付。うーむ買うしかないか。そしてカミさんに怒られるんです「またゴミ増やして〜〜!!」と。