日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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説得力

 STAP細胞を発見した理化学研究所の小保方ユニットリーダーが久しぶりに記者会見しました。前回とはうって変わって憔悴した顔。少し痩せた感じ?
 それにしてもお粗末な論文で、他人の論文から引用ではなくコピペ、写真の取り違えと合成。これではSTAP細胞があるといくら言っても誰も信用しない。気持ちは分かるけど、記者会見で泣いちゃ、せっかく理論的に抗弁していても説得力がなくなります。可愛い女の涙は強力な武器です。
 まずは作製の手順を明らかにして、再度論文をまとめ直すこと。あとはやっぱり複数の研究者による再現実験の成功に、世紀の大発見か否かがかかってます。


 どうも今回の話、内容的には小保方さんの不手際が原因だけど、必ずしも彼女だけを責める気にはなれない。そもそも研究は一人でやってたわけじゃないでしょうに、一緒に研究していた仲間のお話が殆ど出てこない。理化学研究所も自分のところから発表された論文なのに、事前にしっかりと検証されていない杜撰さ。そして散々"リケジョ"だなんだと持ち上げておきながら、論文に疑問点が浮かび上がると手のひら返したようにまるで犯罪者でもみるような連日の過熱報道。


 私は全くの文系脳なので、STAP細胞については殆ど知りません。なんでも若返りの細胞が簡単にできるということらしい。本当なら素晴らしいし、これで辛い想いを解消できる夢の細胞であることは間違いない。これをファンタジーで終わらせてはいけない。是非とも正確な論文を再提出して、小保方さんいうところの「ちょっとしたコツ」をみんなに伝えて、沢山の研究者に再現されてほしいものです。