ボーナスで買ったものその2。
1983年の角川映画 原田知世のデビュー作。大林宣彦監督の尾道3部作の2番目。
実は、当時映画館で観ておらず、その後名画座で観たのが最初だったと思う。"食わず嫌い"で大林演出ってどうしてもちゃちくて好きになれなかったんです。電気紙芝居と呼ばれるマットペイントを多用した合成もわざとらしくて。
ところが「転校生」を観、「ハウス」を観たりしてるうち、こう、自分との歯車がガチっとあった感じがしたのです。そして「時をかける少女」を再見したら、もう全部許せてしまったのです。
大林監督が「時をかける少女」を撮るのにモチーフとした作品がクリストファー・リーブ主演の「ある日どこかで」という映画。「時かけ」の演出で悩んでいた頃、娘さんと小中和哉監督が「ある日どこかで」を観に行き、娘さんに「ある日どこかで」をすすめられたそう。言われてみれば、音楽とか雰囲気とか似てます。
さてサウンドトラック。
全11曲で構成されていますが、曲だけでなく映画の名場面が台詞付きで収録されています。曲だけの方が本当はいいのですが、知世ちゃんのかわいい声も全然あり。しかし、ホント学芸会のようwwそこがまたよいのですが。
そして劇中歌「愛のためいき」は映画の中でつかわれた深町君と芳山くんの歌をそのまま収録。♪ヒトデと出逢って〜(ヒトデと?)もちゃんと入ってる。感涙(>_<)。
勿論「土曜日の実験室!」も。
いやいや、30年以上前のサントラですが、こんなにビビットに楽しめるなんて…。

- アーティスト: サントラ,原田知世
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 1994/11/18
- メディア: CD
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