「どうしても親切が第一
奉仕観念を以而仕事をお進めくだされ候
良品の供給、需要家の満足が掴むべき実体です。
この実体を握り得れば利益・報酬として影が映ります。
利益という影を追う人が世の中に多いもので
一生実体を捕えずして終わります。」
会社の初代社長退任にあたり2代目社長への贈った言葉として残っているものです。
2017年に創立100年を迎えますが、既に創業時にいた人は勿論、何世代も入れ替わって会社が存続しているのはすごい事です。その理由が、この先人の言葉に表れているんじゃないかと思うのです。
確かにネームバリューはあるけど、そのネームバリューに見合った規模の売上があるかというかとそんなことはないと思います。「いいものをつくることが大切、利益は後から付いてくる」という社風、結構好きだったりします。
確かにお金は大切だけど、人生ってそれだけじゃないんですよね。地位や名誉やそんなものでもない。そういうものを第一に望む生き方を否定しませんが自分にはできないし、やりたいとも思わない(できないとも言う(^_^;))
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給料は安いけどいい会社だと思います。