小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が3日午後1時22分4秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。探査機は午後3時過ぎに予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。小惑星の地下の物質を初めて採取し地球に持ち帰る計画で、生命の起源に迫る成果が期待される。平成32年末の帰還を目指す。■はやぶさ2は、小惑星の物質を初めて採取し4年前に帰還した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「はやぶさ」の後継機。今回は有機物や水が存在するとみられる別の小惑星「1999JU3」に向かう。(中略)探査機は来年末に地球の引力を利用して加速し、30年夏に小惑星に到着。1年半にわたり探査し、採取した微小な物質を帰還カプセルに入れて持ち帰る。6年間の航行距離は約52億キロに及ぶ。■初代はやぶさはエンジンなどで故障が多発し帰還が危ぶまれた。このため性能向上や故障防止など多くの改良を行ったほか、日本とドイツの探査ロボット計4機も搭載し着陸を目指す。■H2Aは20回連続の成功となり、成功率は96・1%に向上し信頼性を高めた。(産経新聞 12月3日(水)15時20分配信)
2度の延期の末、やっと宇宙に旅立った「はやぶさ2」初代の感動は4年半も前だったんですねぇ。たかが惑星探査機ですけど、初代のこんなイラストを見せられたら「2代目はやぶさちゃん」応援せずにはおれません。
先代の残した偉業を引き継ぎ、荷は重いかもしれないけど、2020年、無事帰ってくることを祈っています。頑張れ!!はやぶさ2!