昨年の12月17日に亡くなった父の一周忌の為、実家に日帰りしてきました。
購入済だった墓所に墓石を建て開眼法要を行ない安心したのか、その2週間後に亡くなってから早1年。葬儀から49日納骨、仏壇購入、初盆と慌ただしく過ぎた1年でした。
父親の趣味だった盆栽もほとんどがオークションにかけられてほぼ全てなくなり、さほど広くないと思っていた庭がガランとしていて、意外に広かったと実感。
父が亡くなってから母は一人で暮らしており、心配ではあるものの今更生活の基盤を実家に移す事はできません。おそらくうちみたいな家庭がこれからどんどん増えていくに違いありません。親兄弟が近隣に住んでお互いを支え合う集落を形成する時代から、それぞれが職を求めて様々な地に居を構え核家族した時代を過ぎ、それでも子供が親と生活を共にする時代がありましたが、今や、老々介護、老人独居となる時代になってしまった。昔を知る親の世代にとっては確かに寂しいものかもしれないけど、申し訳ないけどそういう時代としか言いようがないし、そういう時代を作ったのも間違いなく親の世代だと思います。後2、30年経って自分が親と同じ世代になった時どんな時代になっているか判りませんが、少なくとも子供たちと同居をする事はないように思います。勿論心配ではありますので、極力まめにTELしたり気にしていきたいと思います。
さて、法要も終わり実家に帰るとおふくろ宛に「裁判員候補者名簿に登録されたことの通知」が着ていました。70歳を過ぎた母親に裁判員が勤まるはずもなく辞退。私に来たら行くんだけどなぁ。ただこれって、名簿登録から候補者になりそれから選任となるので、実際に裁判員として活動することになるにはいくつもの関門があり、更に会社は休まないといけないし、裁判の内容を他人漏らしてはいけません。私Blogとかで書いちゃいそうだから、選任される事はまずないだろうなぁ…。
12月も後半月。大掃除もしないといけないし、そろそろ年末年始進行でなんとか良い正月を迎えたいもんです。