日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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箱根駅伝2015

hee2015-01-03


 年始恒例の関東学生陸上競技連盟主催「第91回東京箱根間往復大学駅伝競走」。相変わらず楽しませていただきました。
 今回の優勝校はなんと青山学院大学。10時間49分27秒。凄過ぎです。7年連続20回目、昨年は5位ということで、確かに常連校ではありますが、まさか下馬評の駒澤、東洋を押さえて往路復路優勝の完全優勝するとはだれも想像しませんでした。青学のお洒落でPOPなイメージに駅伝は似合いませんww
 今回の立役者はなんといっても5区山登りの神野大地くん。函嶺洞門を通るコースから、隣に設けられたバイパスを通るコースに変更されて約20m延長されたルートにも関わらず、前人未到柏原竜二くん(東洋大)4年の時の区間記録1時間16分39秒を上回る、1時間16分15秒で走り抜けました。距離が長くなったのに時間は短くなってる…。もうすごいとしか言いようがありません。

 軽やかに箱根の山道を駆け抜ける神野君の姿は、まさに飛んでるよう。身長164cmで体重43キロ、山の妖精とか言われ始めているらしいw
 今回の青学、神野君以外も圧倒的に強かった。区間記録では、1区2位/2区3位/3区5位/4区1位(区間新)/5区1位/6区2位/7区1位/8区1位/9区1位/10区2位ですよ。
 神野くんは3年生だから来年もある。ディフェンディングチャンピオンとして、来年も激走してくれるに違いありません。

 さてシード権は、山梨学院と大東文化で争っていましたが、中央大学の多田が大ブレーキ。完走したもののシード圏内から大きく順位を落とし、山梨学院と大東文化は両校ともシード権獲得することに。こういうことがあるから駅伝は気を抜けません。
 鶴見中継所で、日大・村越くんの眼前で無情の繰り上げスタート。「すいません、すいません」と繰り返す村越くんに涙(T_T)。


 駅伝が日本陸上界に与える悪影響という話があります。本来長距離ランナーとして身体を作る大切な時期に過酷なロードレースをするってことが良くないとか言われて、実業団やオリンピックで好成績を出せなくなっているということ。もしかしたらそうかもしれませんが、箱根を走る事が目標だっていいじゃないかと思うのです。オリンピックで金メダルを取るよりも、多感な時期にチーム一丸となって襷を繋ぐことはとてもいい経験だと思うのです。何もオリンピックが全てじゃない。
 

 たかが学生の地方大会がここまで盛り上がるのはちょっと異常だけど、面白いんだから仕方がない。他のスポーツはあんまし見ないわたくしも年に1回、箱根駅伝だけはかぶりつき。
 学生の皆さん、来年もまた頑張ってください。