疲れてとぼとぼ帰る家路。改札に吸い込まれるサラリーマンと思しきおっさん。いや、私より年下かも。
ズボンのポケットから定期を取り出す時になんか黒い物が落ちた。どうやら名刺入れらしい。気が付かず足早に改札に向かうおっさん。
私、疲れてたんだけど、落としたものを拾い、小走りにおっさんに近づき、渡してあげました。「ありがとう」と言われちょっと嬉しかった。
なんかね普通に生活していると「ありがとう」ってなかなか言われないよね。私、出来る限り意識して言うようにしてます。「ありがとう」って言われて人は悪い気はしないと思う。
どんなにちょっとしたことでも、ひとに親切にする時って意識するしないに関わらず、とりあえず「自分の事はさておいて」なんだと思うのです。そういう気持ちにはちゃんと感謝の言葉で応える事が大切じゃないかと。
家族の間でも勿論言葉にします。つーか私以外はしないか…。でもね、自論なんですが、人間はテレパシーとかないから、出来る限り感情は言葉にすべき、だと思うのです。悪感情は言葉にしない方が良いけど、それでも何も言わないよりは良いと思います。
私そこそこ読書しますが、読書の効用って、ボキャブラリーが増える事だと思います。一つの気持ちを言葉で表現するときに、語彙が少ないと表現ができないことがあります。そういう意味で自分の中でボキャブラリーを増やすことって大切。もっとも語彙を増やそうと思って読んでるわけではないですけど。
言葉って大切。言葉一つで優しい気持ちになったり、落ち込んだりする。相手にいい気持になってもらえる言葉の使い手になりたいもんです。。