小6孝行娘 缶自動分別ゴミ箱で特許取っちゃった
愛知県安城市の丈山小学校6年神谷明日香さん(12)が、磁石の力を利用してスチール缶とアルミ缶を自動的に分別するごみ箱を開発し、特許を取得した。公益社団法人発明協会(東京)によると、小学生の特許取得は非常に珍しい。神谷さんも「特許が取れるなんてびっくりした」と喜んでいる。■「落とすだけ!分別ゴミ箱」と名付けられたごみ箱は、プラスチック板などを組み合わせた直方体で高さ約90センチ。内部に仕切りがあり、スチール缶入れとアルミ缶入れに分かれている。■投入口はアルミ缶入れの真上に設けた。アルミ缶はそのまま真下に落ちるが、スチール缶は磁石の力で反対側に落ちる仕組み。磁石など全てホームセンターで手に入る安価なもので作った。■神谷さんがごみ箱を作ったきっかけは、昨年の夏休みの課題として出された自由研究。祖父がスーパーを営んでおり、自動販売機のごみ箱のスチール缶とアルミ缶を苦労しながら仕分けしているのを見て、着想を得た。■ソムリエの父・豊明さん(40)と協力して作製に取り掛かり、約3週間かけて完成させた。磁石は投入口の下にある小さなプラスチック板に張り付けたが、当初はスチール缶が磁石にくっつき、うまく仕分けられなかった。試行錯誤を重ね、板の大きさや形を調整した。■自分の好みに合うワインを見つけるスマートフォンのアプリを開発し、特許を取った豊明さんに勧められ、昨年12月に出願、今年8月に認められた。神谷さんは「おじいちゃんに使ってもらいたい」と話している。(スポニチアネックス 10月15日(木)7時2分配信)
小学生が特許を取得、という事ももちろん大切なことだけど、その着想が「祖父がスーパーを営んでおり、自動販売機のごみ箱のスチール缶とアルミ缶を苦労しながら仕分けしているのを見て」ということ。大好きなおじいちゃんが苦労しているのを見ていて、このお仕事を楽にできないかと考えることが素晴らしい。
どうも最近のニュースを見ていると、自分さえ儲かればいい、自分が楽になればお客なんか知ったこっちゃない、社員なんか使い捨て、みたいな話が多すぎて気分が滅入る。
働く(はたらく)って言葉は、傍(はた)、つまり周りの人を楽(らく)にすることから来てるって言われています。働くことは自分が楽するためじゃない。それが、どうも違ってきちゃってる気がします。
一方で、モンスターな人というのも間違いなくいて、自分の為に働くのが当然と思ってる人がいるのも事実。お互いに感謝しあうことで、お互いに助け合いの精神が生まれる。ところが、権力、上下関係、様々な差異を笠に着て自分の仕事を楽にしようとする。こういう悪循環はどこかで断ち切らないといけない。
ビジネスだからみんな友達関係のようになぁなぁになれと言っているのではなく、お互いにできることできないことを詳らかにして、お互い思いやりをもって折り合いをつけることが大切なんじゃないかなぁと思います。
自分でできることは自分でする。まずそのポジションをしっかりと持って、だけど助けてほしい時は勇気をもって、助けて頂くという気持ちでお願いをする。それだけの事なんだけど、できない人多すぎです。。