「射型定まり、体配落着き、気息整って、射術の運用法に従い、矢飛直く、的中稍々確実な者。」弓道三段の昇段基準です。
二本の矢を射るのですが、9時と3時方向にぎりぎり外して今回も通らず…。
今回は176名(4名欠席)中37名が合格。21.5%、近年まれに見る高い合格率でした。合格率云々は結果論ですので、合格率が高ければひっかかるというもんでもなく、やっぱ最低1本は中てないといけません。もっとも、二段取得してして期間の浅い人は、一本当てただけではまず厳しく、冒頭基準の”射型定まり、体配落着き、気息整って、射術の運用法に従い、矢飛直く”の部分が確実でないと合格は難しい。
私の場合は、二段取得が平成9年なので、立ち順は最後の方なので、1本中てれば恐らく合格するんでしょうが、その1本がなかなか出ない。練習ではいい中りが結構出ていたので、うまくいけばさすがに今回は通るかと思ったんですけど、やっぱり、先生方の眼前(しかも大前(一番前))で、注目される中の緊張は、日頃の射を出すことができなかった、というのは言い訳ですが。
学科出題は、
A群3. 巻藁練習の効用について述べなさい。
B群3. 「審査を受ける心構え」について述べなさい。
学科で落とされることもあるようですが、恐らくそれはない筈。やはり実科が大きな課題です。
一緒に受けた弓友会6名中1名が合格。3人と終電近くまで反省会と称して痛飲。捲土重来を期するのでした。
さて、次回は2月。鎌倉武道館、寒いんですよねぇ。1回飛ばすか、受け続けるか思案のしどころです。。