今20代30代の人も、やがて30代、40代になる。40代の人は50代になる。そんなことは当たり前ですが、そうなることを意識しないで生活している人、結構多いと思うんですよね。
50代になった時、自分はどうなってるんだろう、何してるんだろう。そういうことって、大切だけどあんまし考えない。だから刹那的に今が楽しいことを選ぶ。でも歳は好むと好まざるにかかわらず、1年たつと1歳歳をとっていく。
私も30代40代の頃は残り時間についてあんまし考えなかった。ところが、半世紀生きてみると間違いなく残りの時間の方が少ないことに否応なく気づきます。
仮に男性平均寿命の80歳まで生きるとして、残り30年。とはいえ健康に何でもできる、今と同じように生活できるのなんてせいぜい70歳くらい。
カラオケは、今だって声が出にくくなっているし新しい歌なんて覚えるのもきつくなってるってこと考えると、あと10年程度。
弓道は、ただやるだけなら、80歳までできるかもしれないけど、昇段ともなると、実技だけでなく学科もあるので、あと15年、65歳くらいまで。
本を読むのも、年60冊と考えると、目が悪くなったり集中力がなくなったりすることを考えるとあと15年として900冊程度。
要はあと10年乃至15年位しか、今と同じように遊べない。間違いなく残り時間が少ない事に気が着くと愕然とします。
別に脅しているわけではないんですけど、やっぱり残時間って早いうちに考えるととても良いと思うんです。
女性が、子どもが欲しいと思っても、最近は晩婚化が進み、30代40代で初婚、初懐妊なんてことも多くなっています。
でも10代より20代、20代より30代の方が出産のリスクが高い。しかし、今や晩婚であることが、当たり前の世の中になってしまっている。
残時間、気にしてみるのはどうしょう。自分の人生について新たな発見につながるかも?