どうも最近適正価格というのが、無視されているような気がします。長野県軽井沢町のスキーバス転落事故も、安い金額で無理な行程を組んだ結果というのが、原因でしょう。
本来、サービスを提供する側が、充分な報酬、利益を得られないほどの金額は決して適正価格とは言えない。一方で消費者側も何でもかんでも安ければよいという態度も改めるべき。安さ=正義であるわけはなく、安ければ安いなりの品質になるのは当たり前なのにそういうことを忘れている。100円ショップにあるものは100円の価値しかないもの。決して一生使えるものではないのと同じ。
死者に鞭を打つようで心苦しいのですが、事故を起こした側が悪いのはもっともではあるけど、安全にお金を掛けなかった客側にも責任の一端はないとは言い切れないと思うのです。