リニア開業に難工事続く＝新幹線直下の品川駅―JR東海
JR東海は27日、2027年のリニア中央新幹線開業に向け、東京側の始発駅となる品川駅の工事に着手した。昨年12月に着工した南アルプストンネル、今春に建設事業者を決める名古屋駅とともに「リニアの3大難工事」の一つと言われる。毎日平均43万人の乗客数を誇る日本の大動脈、東海道新幹線の運行に影響を与えず、地下約40メートルにリニアのホームを設ける厳しい工事となる。■ 27日に品川駅で行われた起工式に参加した清水建設の宮本洋一社長は記者団に対し「ピーク時に数分おきに運行している新幹線の真下に、しかも地下約40メートルの深さで工事を行うのは初めてだ」と難工事となる理由を説明した。その上で、ホームまでの物資運搬や掘った土をいかに早く外に出すかなど課題が多いと指摘した。■ 品川駅の工事ではこれまで周辺の社有地で資材置き場の整備などを行ってきた。起工式を終え、まずはホーム用空洞の掘削に向け、土が入り込むのを防ぐ壁を埋め込む作業から始める。ゆがみが発生して頭上で営業する新幹線に影響が出ないよう細心の注意が必要な高難度の作業となる。JR東海の柘植康英社長は「新幹線の乗客に直接大きな影響は出ないと思っている」と語る。■ 同社は昨年末、険しい山岳地帯である南アルプスのトンネル建設に着手。今後は品川駅に次いで、名古屋駅でも3月末までに工事の発注先を決め、本格着工に移りたい考えだ。 （時事通信 1月27日(水)19時0分配信）
小さい頃、自分が大人になったら、リニアモーターカーなんてバンバン走っていて、自動車も浮遊式チューブカーとか走ってんだろうなぁと思っていました。でも思ったより技術の進歩は想定通りに行くもんでもなく、生まれたころに開業した新幹線が、形を変えながら今も現役。自動車はまだタイヤが付いていますｗ
そういう点でいえば、やっぱりリニアモーターカーというのは、未来のガジェットでもあるし、なんとなくワクワクしてしまうものではあるんですが、こうして大人になってみると、何十兆円もかけて作る必要は本当にあるのかなって思ったりもします。しかも路線のほとんどは地下って、確かに早いから風景を楽しむっていうものでもないとは思いますけど、地下鉄と一緒じゃんとか思ってしまいます。ニュースでも工事の難しさが言われていますが、東京神奈川だけでも東京ドーム１４個分の残土が出るらしい。どこに捨てるんだろう。
私的には、飛行機に乗るのはあまり好きではないので、地面を走っていくリニアはちょっと安心ですけど、名古屋に１時間で行けるといわれても、そもそも遠い、時間が掛かるという理由で名古屋に行かないわけでもなく、１時間しかかからないから自宅を名古屋に建てて通勤しようとも思わない。
でもまぁ、完成したら１度は乗ってみたいかも。
