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「機動戦士ガンダム I」


機動戦士ガンダム〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

富野由悠季著・BOOKWALKER(角川書店が運営する電子書籍
 数年前に買った角川スニーカー文庫版の電子書籍版で20年ぶりに再読。
 1979年のソノラマ文庫版を中学生の時に読み、87年スニーカー文庫で再刊された時も読みました。なので、4度目の再読になります。
 ガンダム好きな人は、読んだことある人は多いと思います。今も角川S版は30年近く再刊していますし、電子書籍版もあり、古本もBOOKOFFに行けば大体ありますので、入手に苦労はありません。


 小説版は400頁強。これで43話のTVシリーズをノベライズすることは当然無理。というわけでTVシリーズとは、キャラクターを借りたほとんど別の物語になってます。
 最大の違いは、フラウを除くメインキャラは、最初から軍属ということ。ただ新兵なので習熟度は低い。あと地球には下りない。すべて宇宙での話。ガルマのガウでの特攻は、ルナツーに避難民を下ろそうとしたホワイトベース(小説では一貫してペガサスと呼称されている)が、ジオンの攻撃によって、月基地の"キャルフォルニア・ベース"で起きている。その後マチルダ補給部隊との接触黒い三連星も出てこないので、マチルダは死なない。リュウは戦闘中に未帰還。ララァアムロの邂逅とララァの死あたりでこの1巻は終了します。

 TV終了後なので、物議をかもした"ニュータイプ論"についても物語の最初から絡んでくるし、シャアはキリシアのもとに入ってからフラナガン機関に接触、発掘したララァを送り込み、ニュータイプ編成の要となっている。そういえば、とってつけた様なニュータイプ論に富野監督が反抗していた時で、その一つの答えがこの小説版だったように思います。

 40年近くたって再読するとは思わなかったけど、やっぱガンダムは面白いです。
 II、IIIも電子書籍版購入済なんで続けて読みます。
 
 あ、電子書籍は結構便利だと思いました。もっと金額が安くなるとよいのですが…。今回のガンダムも100円均一セールかなんかで買ったような…。