日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「私を構成する9枚」なるもの。


 最近facebooktwitterで「私を構成する9枚」という画像をよく目にします。ちょっとやってみよっかと思い作ったのが次の9枚。

(↓画像をクリックするとamazonに飛ぶのでアルバム詳細がわかります。すでに中古しかないものもあります。)
Best of Lee OskarPiano Stories若き緑の日々
つづれおりThe Sting: Original Motion Picture Soundtrackクレイジー・キャッツ ベストコレクション
ミス・ハートLet It Be交響組曲 宇宙戦艦ヤマト Symphonic Suite Yamato
 1枚ずつすこしだけ想い出を語ってみます。

 「The Best Of Lee Oscer」Lee Oscer
 デンマークのハーモニカ奏者、Lee Oscer(リー・オスカー)のアルバム。一番最初に聞いたのは、武田鉄矢名高達郎の映画「マイロード」のテーマでしたが、その前にラジオ番組のテーマソングで「ビフォー・ザ・レイン」が気に入っていて、誰の曲かな?と思っていたところ、この映画で奏者とシンクロしました。ハモニカのもの寂しい感じと、希望を感じる旋律は疲れた時に聞くと音楽に身をゆだねられる名曲揃いです。
 
 
「PianoStories」久石譲
 1988年リリースの久石譲3枚目のインストゥルメンタルアルバム。久石譲がそれまで作曲した映画音楽(「となりのトトロ」「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」「アリオン」「Wの悲劇」「早春物語」「グリーンレクイエム」「恋人たちの時刻」)をピアノソロで再構成して演奏しています。単品でサウンドトラックが出ている作品もあるのですが、「グリーンレクイエム」がきけるのはこのアルバムだけ。


 「若き緑の日々」The Simon And Garfunkel Collection-17Of Their All Time Greatest Recordings
 1981年リリースのサイモン&ガーファンクルのベストアルバム。S&Gはこれ1枚、というと言い過ぎですけどほぼ網羅されてます。どちらかというとこのアルバムも元気が出る曲というよりも、ざわつく心を抑える曲が多い。「アメリカ」「スカボロー・フェア」「水曜の朝、午前3時」「ボクサー」そして「サウンド・オブ・サイレンス」…名曲です。


 「Tapestry(つづれおり)」Carole King
 1971年リリース。7曲目「You've Got a Friend(君のともだち)」が好きで、一時会社の机マットに歌詞カードを挟んでいました。レコードはもっていませんが、CDは、通常版とデジタルリマスター版、95年に発売されたこのアルバム1枚すべて当時のアーティスト(ロッド・スチュワートビージーズセリーヌ・ディオンなど)によってトリビュートされたアルバムも持っているくらい、好き。

 
 「The Sting: Original Motion Picture Soundtrack」Marvin Hamlisch Scott Joplin
 1973年、ジョージ・ロイ・ヒル監督、 ポール・ニューマンロバート・レッドフォードの名作映画のサウンドトラックです。メインテーマの「The Entertainer」が特に有名ですけど、他の曲もよい。ほぼストーリー順に編まれているのもこのアルバムを聴くだけで映画の場面を想起させます。


 「クレイジー・キャッツ ベストコレクション」ハナ肇クレイジー・キャッツ
 クレイジーキャッツはどれを聞いてもとにかく元気が出ます。余計なことで思い悩んでいるのが莫迦らしくなるくらい。「スーダラ節」「五万節」「だまって俺について来い」「ゴマスリ行進曲」…、植木等の美声と内容のすちゃらか、C調さとのギャップがたまりませんww


 「MissHeart」上田知華+KARYOBIN
 1981年リリース。上田知華+KARYOBIN5枚目のアルバム。ニューミュージック華やかなりし80年代の初め。ピアノと弦楽四重奏という独特のスタイルで、明らかにそれまでのフォークソングとは異なる透き通った楽曲の数々。特にこの5枚目は、まるで物語のように情景が浮かび上がってくるようで、私的にはこのグループのベストオブベストのアルバムです。


 「LET IT BE」THE BEATLES
 1970年リリース。ビートルズの13作目のアルバム。ビートルズのアルバムで1枚というとこれです。初期の元気な曲もよいのですが、退廃的な雰囲気の中それでも1枚のアルバムとしてすごく完成度が高いと思います。

 
 そして最後の1枚は、
 「交響組曲宇宙戦艦ヤマト
 1977年リリース。ジャケットのポスター欲しさにLPレコードを予約してまで買いましたw この前に出たのが「宇宙戦艦ヤマト」ドラマダイジェストで、BGMだけのレコードって当時なかったんです。勿論このレコードはTVシリーズで使われた曲ではなく新たに録り直したものですが、ストーリーに沿って並べられた曲と、このアルバムオリジナルの曲がヤマト世界をさらに奥行きのあるものにしてくれました。クラッシックをよく聞くようになったのはこのアルバムがきっかけです。アルバムが発表されて30年以上経ち、オリジナル曲の「明日への希望」が「宇宙戦艦ヤマト2199」で使われたときは鳥肌ものでした。



 ふぅ…。
 語れば、それぞれの思いだけで、1日分のblogになりますので、改めてお伝えする日もあろうかと思います。「わたしを構成する9枚」をさらしている人も同じことを言っていますが、これまでの私のつまらない人生に潤いを与えてくれた曲がたくさんあって9枚に絞るというのは結構大変でした。
 お勧めするのは簡単ですが、既に入手困難なアルバムもあります。でも時間がある時CDショップやamazonでこれらのアルバムを探してみて余裕があったら購入しても絶対に損はない名盤だと思います。