30年前の今日、人気絶頂のアイドル歌手が所属事務所のビルから突然飛び降り自殺しました。
岡田有希子。享年18歳。学校でサークルの新人勧誘をしていた昼頃、そのニュースは波のように駆け抜けました。なくなる4カ月前、、オリコンチャートで初登場1位となった「くちびるNetwork」が大ヒット。この曲は、作詞Seiko(松田聖子)、作曲坂本龍一というまるでヒットを約束されたような布陣、しかも カネボウ化粧品 '86春のイメージソングにもなっていて、毎日CMで流れてこの曲を聞かない日はなかったくらい。
80年代っぽいといえばそうですが、今聞いても充分いい曲だと思います。
当時もいろいろ死の原因が取りざたされましたけど、真相は闇の中。サンミュージックの故相沢会長は知っていたと思いますけど、2013年に死去されて、まさに墓の中に持っていってしまいました。
何があったのかはわかりません。病死なら、まだ納得できますが、84年にデビューし、同年の『日本レコード大賞』最優秀新人賞を獲り、翌年にはドラマ「禁じられたマリコ」で主演し、まさにアイドルとして順風満帆の中、敢えて自死を選んだアイドルの心境はわかりません。
当時の他のアイドルとは違って少し影のある感じが素敵でした。生きていたら、どんなタレントになっていたかなぁ。やっぱ引退して、主婦になって「あの人は今」みたいな番組に出てるか、最近80年代のアイドルがバラエティとかにでるようになってるから、そな感じで楽しませてくれたかもしれません。
今も昔も、芸能界の闇は深い…。