先週末から始まった「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」。今日新宿に行く機会があったので会社帰りついでに観ちゃった。原作があるとはいえ、以下ネタバレ含みますのでご注意。
テキサスコロニーから、ジオンに向かうエドワゥ(キャスバル)。確たる入国の手立てはないが、唯一の頼みは瓜二つの友人シャア・アズナブル。彼とどこかで入れ替わることで入国とジオンの刺客からの目をそらせる一石二鳥作戦。ちょっとお莫迦な本物のシャアは、まんまとキャスバルの罠に掛かり、エドワゥとして暗殺される。
無事シャアと入れ替わったキャスバルは、シャア・アズナブルとして士官学校に入る。そこには、ザビ家の末弟、ガルマ・ザビがいた。入学式で新入生代表宣誓をするガルマ。士官学校の校長は兄のドズルで、あらゆる意味で庇護された"おぼっちゃん"だった。シャアは、実力だけで座学、実技とも常にトップの成績を維持。ガルマも優遇されているとはいえ体力的には劣るがシャアに次ぐ実力があった。
ジオンの独立の気運と連邦による締め付けが厳しくなる中、士官学校に匕首を突き付けた形の連邦軍駐屯地に対して、士官学校の学生たちが急襲する事件が起きる。後に「暁の蜂起事件」といわれ、ガルマが士官学校の生徒達を扇動したということになっているが、実はシャアがガルマの虚栄心を巧みに操り、提示した作戦だった。シャア(偽物)と同部屋だった、本物のシャア(ややこしい(^_^;))の幼馴染をこの事件で謀殺。後にガルマを巧みに謀殺するやり方の萌芽が士官学校時代から磨きがかかるんですねぇ。あぁお近づきになりたくない人No1です。ガルマはいまいち世慣れしていないお坊ちゃんだけど好感が持てます。
この「暁の蜂起事件」が1年戦争のきっかけになったということですが、後にドズルの妻となるゼナとの出会いやモビルスーツ開発計画がちょっとずつ出てきて、いよいよ一年戦争に進んでいくジオンのきな臭い雰囲気が表れていました。
エンディング後もお話しが続きますので、席を立ってはいけません。それと次回(16秋)でシャアとセイラ編が終わり、ルウム戦役の製作決定の発表。しばらくTHE ORIGIN楽しめそうです。
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