石ノ森(石森)章太郎原作「サイボーグ009」が発表されたのが、1964年7月19日発売の週刊少年キング。今日で丁度52年目のお誕生日。そしてその2年後劇場アニメとして東映動画(東映アニメーション)によって製作、発表されました。今年丁度50周年だそう。
これまでの映像化は以下の通り。
劇1・(1966年)「サイボーグ009」(1966年)※劇場第1作
劇2・(1967年)「サイボーグ009怪獣戦争」(1967年)※劇場第2作
Tv1・(1968年)「サイボーグ009」※TVシリーズ全26話
Tv2・(1979−80年)「サイボーグ009」(1979−80年)※TVシリーズ全50話
劇3・(1980年)「サイボーグ009 超銀河伝説」※劇場版第3作
Tv3・(2001-02年)「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」※TVシリーズ全51話
特1・(2010年)「『009』」※千葉メッセで開催された『CEATEC JAPAN 2010』のパナソニックブースで上映された短編3Dアニメ
劇4・(2012年)「009 RE:CYBORG」※劇場版第4作
劇5・(2015年)「サイボーグ009vsデビルマン」※全3話イベント上映→ソフト化
更に本日、映像化50周年を記念して、新作「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」の公開が発表されました。(第1章は11月25日、第2章は12月2日、第3章は12月9日)
特報↓
一つのコンテンツで、断続的に繰り返し映像化されている作品は、これ以外だと 「ゲゲゲの鬼太郎」(TVシリーズで5作+「墓場鬼太郎」名義1作の計6作、各シリーズ毎に劇場新作、更に実写版2作他あらゆるメディアで展開)がすごいけど、SF作品ではほぼ皆無。
マンガ発表と同学年のわたくし、サイボーグ009とともに育ったわけで。ものごころついた頃にはすっかり虜になっていました。恐らく最初は白黒のTVシリーズ。最初の劇場版は子どもの頃TVで観ました。79年版は、「宇宙海賊キャプテンハーロック」の後番組で、これまでの映像版と異なり、ちゃんと原作に沿った全員赤に黄色のマフラーに。第1部の宇宙樹編以降のオリジナルストーリーも良かった。「―超銀河伝説」、は置いといて(^_^;)、2001年版。石ノ森タッチのキャラクターデザイン、原作に沿ったストーリー。まさに決定版でした。
イベント上映の『009』は「Re:CYBORG」特装版の特典DISCに入っているけどまだ見てません。
2012年の「Re:CYBORG」は、キャラクターデザインを一新して、賛否両論ありましたが、私的には大丈夫でした。
「サイボーグ009vsデビルマン」うーんまぁこういうコラボもできるんだという新しい挑戦的には面白い。ここで永井豪作品とコラボをしたら、次は是非「マジンガーZ」とコラボして欲しい。
と思っていたら、今回の新作「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」は完全新作とのこと。
絵的には、同じ神山健治が総監督のせいか「Re:CYBORG」に近い。
一番好きなのは原作に近い絵なんだけど、こう映像化ごとにアレンジされていると「次はどんな風にくるか」というのも楽しみになってくる。そんな感じなので、9人の性格さえ原作に沿ったものなら絵はどうでもよい。
秋、楽しみがまた増えた。また生きていかないと。