営業って形のあるものを売るよりも形のないものを売る方が大変。保険とか証券とかはその最たるもの。
自分の生命保険が先月満期となり、何もしないと同じ契約内容で掛け金が倍以上に自動的なってしまうという連絡があり、先月終身部分のみ残し契約終了にした。ところが、今日給与明細を見てみると、7万弱引かれてる。
先月ちゃんと契約解除しているのに何故。人事に確認したところ、保険会社の事務手続きが間に合わなかったとのこと。保険の外交員の人に言われた通りに処理したのにどういうこと?
連絡したら、保険料の給与引き落としを止めるには、12日までに解約しないといけなかったのに、それをこちらに告げず(忘れてた?)、結果的にそういうことになったらしい。
契約を何らかの形で続け再契約をしていたらいいお客さんでしたが、月4万近い保険を解約されてやる気がなかったのかもしれないけど、こういう処理を的確にやることが実は営業的には大切な事だと思います。
契約するまではすごく熱心だけど、契約締結後や契約を撮れなかった時とかは手のひらを返したように冷たくなる営業の人がいます。そういう人はやっぱり信用できないし、そもそも営業は会社の看板を背負っている訳だから、会社そのものも信用を無くす。
半年ほど前、別の保険会社とも母親がかけた保険の解約告知不十分で揉めました。保険会社にとっては再契約する方が当然実入りが良いからか、解約告知について不熱心な場合が多いような気がします。ところが、往々にしてこれまでの掛け金の倍近い金額になるから、払っている方はびっくりします。
前の時の保険会社は契約当初は日本法人だったけど2回3回と外資に代わり母親もよくわからなくなっていた。「通知を送っている。見ていない方が悪い」といわんばかりの対応で、超過分の返金に一切応じなかった。
面倒なので、解約金を受け取って以降は連絡せずに今に至りますが、ふざけんなG生命。
昔は社会人になると保険屋さんが事務所に入り込んで保険契約をしていましたが、今はセキュリティの関係で会社の執務机まで入ることができなくなり、なかなか契約取れなくなっているらしい。
営業マン信じられないから、営業からものを買わず、自己責任でネットショップで買えるものはネットショップで買う。営業は物が売れなくなる。これは、明らかに営業マンの知識不足、対応の悪さが原因の一つだと思う。
30年近く営業やっていると、それは無茶なお客さんもいました。それでもちゃんと対応すれば大体のまともなお客さんとは話ができます。そういうまともなお客さんまで、疑心暗鬼にさせてしまうのは、間違いなく営業の責任です。
特に保険業界、猛省してほしいです。