東宝は17日、2017年2月期連結決算の純利益が前期比27.7%増の330億円(従来予想223億円)と、過去最高になる見通しだと発表した。主力の映画事業が好調で、夏公開した「シン・ゴジラ」と「君の名は。」の大ヒットが利益を押し上げる。本業のもうけを示す営業利益も減益予想の330億円から一転し、15.4%増の470億円と最高益を見込む。■7月29日公開の「シン・ゴジラ」の興行収入は10月16日までで77億円、8月26日公開のアニメ映画「君の名は。」は154億円に達している。「ドラえもん」や「名探偵コナン」など定番のアニメ作品も堅調だった。浦井敏之常務は「君の名は。」の興行収入に関し、「ここまで大きくなると予想できなかった」と述べた。(時事通信 10月17日(月)21時0分配信)
公開から2か月たってもほぼ毎回満席の「君の名は。」は本当にすごい。今170億、200億は行くんじゃないかな。失速しなければ、もっといくかも。ゴジラはさすがに落ち着き、徐々に終わってる映画館も増え今月いっぱいくらいかな。
「若者の映画離れ」とか、TVやレンタルビデオの台頭とか、スマホに需要が取られたとか、ハリウッドにはかなわないとか、そういうのがすべて言い訳だということが如実にわかりましたね。結局需要を無視した安易な映画作りが、客離れを起こしていたんです。
別に来場者特典をつけなくても内容さえよければお客さんはちゃんと入ります。
制作側が冒険をしなければそれなりの興収しか入りませんし、予測を下回った場合は即赤字です。映画って博打みたいなもん。是非制作側のひとりよがりにならない、冒険的な作品を作ってほしいと思います。