ここ20年くらいで地方都市の姿は激変した。
昨日今日と千葉県にいたのですが、帰りに立ち寄った港町銚子の駅前大通り、おそらく街のメインストリート、日曜日だというのに地元の人もほとんどおらず、観光客らしき人も見かけない。
うちの実家のあたりも、昼間は言わずもがな、夕方の買い物時間でも昔の賑わいがない。人はどこにいったんでしょう?
人口減少が叫ばれていますが、東京神奈川の主要駅付近は毎日人でごった返していてそんな事は全く感じません。でもほんの小一時間離れた地方都市には、本当に人がいなくなっていることを肌で感じます。
富良野市では、点在して住んでいる人を徐々に集約化、最終的には市の中心部にまとめたいという意向があるようで、実際にその取り組みを始めています。点在していてもそこに人がいる以上、電気ガス水道などのライフラインを整えておく必要がある。この維持管理は行政が行なわざるを得ません。しかし単に維持管理といってもそれが何か所もあれば、その費用も馬鹿になりません。
集約と簡単にいうけど、自分の住み慣れた家を壊し離れるというのはなかなかできることではありません。
これからこの手の話は間違いなく全国に広がっていくでしょう。それにしてもたかが20年くらいでこんな風になってしまうものなのかなぁ。
やっぱり広がりすぎた生活圏を維持するのではなく、縮小していくということは大切な事。