日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

ぬか喜び。


あてが外れて、喜びが無駄になること、またそのような束の間の喜び。ぬか=糠で、米を精米した時に出るもの。


第89回米アカデミー賞の授賞式で、最多6部門を受賞した「ラ・ラ・ランド」が、作品賞としても発表された。壇上に上がる出演者、スタッフたち。そしてその後、発表は間違いで「ムーンライト」(日本公開4月28日)だったそう。プレゼンターを担当したベテラン俳優のウォーレン・ベイティフェイ・ダナウェイもあ然。


 89回もやっていてもこういう間違いはある。まして1度や2度の事で間違いが起きてもある意味仕方がない。アカデミー賞のような大舞台で間違うのって、生死に関わる事ではないけどそれなりに問題です。今回の"間違い"で良かったのは、間違われた「ラ・ラ・ランド」側の対応が大人だったこと。「ラ・ラ・ランド」のプロデューサー、ホロウィッツ氏は「これは、私から彼らに贈りたい」とオスカー像をバリー・ジェンキンス監督に渡し、固く抱擁。「ラ・ラ・ランド」は最多6部門、「ムーンライト」もマハーシャラ・アリ助演男優賞など3冠となり、互いの健闘をたたえ合った。


 対応間違ったらセレモニーそのものがぶち壊しになる今回のハプニング。間違う方も間違われた方も場を読んで大人の対応ができる。これは見習わないとなって思いました。