が、なんとなくわかった気がします。
2月末異動の内示が出ます。いつもどこに異動になるのか戦々恐々なんですけど、今年も幸か不幸か異動はなく、また来年も同じ場所で同じ仕事を繰り返すことになります。
サラリーマンって異動して初めて次のステップに繋がります。同じ部署にいてそのまま上がっていくことは殆どありません。早い人だと、2,3年で次の部署に行き、順調にキャリアを積み重ねていきます。
ところが、私、今の会社に入って職種が変わったり、勤務地が変わったりした異動は20年以上いて数回しかありません。仕事をする上では、異動がない方が経験が蓄積されるので1年目より2年目、2年目より3年目とだんだん楽になっていきます。でもそれって、成長していないってことなんですよね。とはいえ、異動が多いからといっても職種がかわらず場所だけ異動をよくする人もいて、それはそれで経験の蓄積にはなっても要は駒として使われているだけ。
私、常にナンバー2的位置にいて、上司は2,3年で変わる。上司と同じタイミングでナンバー2を異動させるわけにはいかない。タイミングが悪く結局何年も同じ部署にいる。そんな繰り返しでした。
出世はとうに諦めているし、仕事が私生活の時間を侵食してくるのはあまり好ましくないとは思っている一方で、年齢相応の肩書はあるに越したことはないとも思っている。でもこう異動が少ないと常にスタッフであるという状態から抜けだせなくなってきます。
この時期、勤務地がどこになるかばかり心配していましたが、それ以上にサラリーマンとして大切なのは昇進昇格の時期だということなんですね。今まで全然気にしたことなかった(^_^;)。
何年も同じポジションにいることの憂鬱を潜在意識として醸成していたのかもしれません。