こないだの日曜は、父の日だったらしい。もちろん何もなかった。
facebookをみていると、たくさんの友人が父の日に感謝をされていて、「あれ?うちは」とカミさんにいったら「それは子供たちがすることであなたは私の父ではないし」と。そりゃそうだ。
うちのプリウス君カーナビは、その日初めて乗るとその記念日を「今日は〇月✕日、○○〇の日です」と言ってくれる。なのに父の日のこないだの日曜は「父の日」といってくれなかったらしい。
かように父の日は母の日と比べて浸透度が著しく低い。子供たちのインタビューでも7:3の割合で母親の方が尊敬されていたりする。世のお父さんはこういう仕打ちにもめげず、毎日会社に行き家族の為に世間の厳しい仕打ちに耐えてサラリーを頂いてくる。
感謝をしてほしいというのは甘えで、日頃の態度が感謝に値するか否かである、とカミさんは言う。確かに家にいる時のおとーさん(私)はだらーとしているし、好きな事をしており、感謝をされるような態度ではない、と私も思う。
まるで見えないところで"足掻く"白鳥のように、家ではすました顔でだらーっと過ごし、会社ではきりっと(バタバタと)お仕事をする。そういう目に見えないところの努力が分かるには、やはり自分の仕事をするようになってからなんだよなぁ。子供ってバカ。
感謝をされようなんて思っていないし、とりあえず迷惑をかけないように育ってくれていることが一番なのですが、それでも父も人間。癒されたいと思うことはやっぱりあるのです。。