隔月刊の「昭和40年男」。毎号発売日を心待ちにして買ってる唯一の雑誌です。
今月の表紙は「科学忍者隊ガッチャマン」のG2号"コンドルのジョー"ジョーを巻頭特集にするというのもなかなか分かってるw。ジョー以外に、「ルパン三世」の次元大介、「宇宙戦艦ヤマト」の真田志郎、「ゲッターロボ」の神隼人、「巨人の星」で飛雄馬と花形の影に隠れがちなもう一人のライバル、左門豊作、「仮面ライダー」の滝和也、リアルな人では、ホンダの名参謀藤澤武夫、ジャイアンツの西本聖など、ナンバー2とか、主人公(ヒーロー)の影で異彩を放つキャラクターに光を当てる。
ヒーローが輝くのは、こういったナンバー2がいてこそ。決して引き立て役ではなく、ヒーローとは異なったアプローチで物語にかかわってくる。私などは天邪鬼だから、主人公よりも彼らのようなナンバー2に昔から憧れていました。おかげで自分の人生もナンバー2止まりですけど(^^;)、別にナンバー1になりたいと思ったことはありません。
ナンバー1は限られた人がなるので、"昭和40年男"のほとんどがナンバー2以下だというのも、この特集に共感を持つ人は多いと思う。
その他古谷一行金田一耕助のTV版横溝正史シリーズやオールナイターズ、ガッツ星人、SEGAのゲーム「アフターバーナー」など、懐かしい記事がいっぱい。昭和40年前後生まれの人にはすべて懐かしい内容。
ニッチな読者に向けたニッチな雑誌ですが、ドンピシャ世代にとっては毎号感涙です。

- 出版社/メーカー: クレタパブリッシング
- 発売日: 2017/11/10
- メディア: 雑誌
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