今回の特集はお笑い。
私たちの子どもの頃は計算されつくされた笑いがお茶の間を彩っていました。「シャボン玉ホリデー」、はさすがにあまり記憶にありません。ドンピシャなのは「8時だョ!全員集合」「見ごろ食べごろ笑いごろ」とか好きだったなぁ。この後、欽ちゃんが出てきてゴールデンタイムは毎日のように欽ちゃんの番組を放送していましたっけ。
だんだん内輪受けの笑いが中心になってくるのは「俺たちひょうきん族」くらいからか。
売れない芸人、タレントに無謀な事をさせて笑いを取る「進む!電波少年」は新しいお笑いのパターンでした。
一方で、短い時間でネタを披露する「エンタの神様」は王道回帰かもしれませんが、出る人、ネタが固定化されて新鮮味が無くなってしまいました。
「ボキャブラ天国」も忘れてはいけません。言い間違いをネタに若い漫才師、コメディアンたちがコントにするのは斬新でした。
昭和40年に生まれてから今まで様々なお笑い番組が出ては消えていきましたが、先輩芸人が後輩芸人をいじって笑いものにしたり、失敗を楽しんだりするお笑いはもうお笑いではありません。
「どっきりカメラ」も失敗を笑うものでした。今の「モニタリング」と同様ですが、素人をひっかけているうちは面白い。しかも「どっきりカメラ」「モニタリング」の看板を出した後、「騙されちゃったか〜」と本人たちが納得しているのは充分笑いになっていますが、芸人同士で引退解散をちらつかせてその反応を見たりするのはなんだかなぁという感じ。人の気持ちをもてあそぶのはお笑いではありません。
そういえばギャグマンガ、アニメも花盛りだったのがこの年代。「天才バカボン」をはじめとした赤塚不二夫作品、「おばけのQ太郎」他藤子不二雄作品、「花のピュンピュン丸」「ド根性ガエル」も好きでしたねぇ。
かように昭和40年男はそれほどお笑い好きってわけでなくてもお笑い番組の洗礼を受けているので、お笑いに対して一家言持ってたりしますので注意が必要ですw
今回の特集も面白かったなぁ。特集以外のコラム、記事も懐かしいものばかり。隔月刊というのもちょうどよい。このままゆっくりとでよいので続けてほしい雑誌です。
あ、カミさんは相変わらず「「昭和40年女」はまだか〜!」と言っています。編集の方、是非ご検討お願いいたしますww。

- 出版社/メーカー: クレタパブリッシング
- 発売日: 2018/01/11
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