日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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茶番


 歴史的な事なんでしょうけど、どうしても茶番な感じが否めません。
 世界から非難を浴びても核開発を止めなかった国が、非核化をめざすなんて、行動言動に一貫性がなさすぎる。しかも会談前の国境を行ったり来たりのパフォーマンス。具体的な内容の一切ない「努力目標」の宣言。親北の大統領が北の元首の手玉に取られている感じ。
 北のやっていることは、こんな茶番で解決できるような問題じゃないはず。非核化を目指すなら、IAIA査察と核施設の廃棄をただちにすべきだし、今回話題にならなかった拉致問題についても真相調査をすべき。拉致問題は、判っているだけでも日本だけではない。韓国でも勿論いるのに、せっかくのトップ会談であるにもかかわらず全く触れないのも解せない。一番の拉致被害国が日本だから日本が扼腕するところをみてニタニタしている姿がいじわるかもしれないけど目に浮かぶ。
 5月6月くらいに予定されてるという米朝会談。「アメリカ側が米朝首脳会談が決裂した場合、武力行使に踏み切るしかないとの意向を日本側に伝えていた」との報道もある。これはあいかわらずトランプ流の発言で実際に開戦するとは思えないけど。戦争は反対だし、分断された国が元に戻るのはよい事ですが、独裁者の指に核ミサイルのボタンが掛かった状態では反対です。朝鮮戦争でも官民あわせて韓国側は240万人、北朝鮮側は290万人以上のが国民が戦死し、その後の小競り合いでも国民が死んでいるのにそういった過去への想いに一切触れずに未来志向だのといわれても…。
 過去何度も同じような会談がありましたがその度毎に裏切られ続けた結果が今の状態。会談の内容が現実となるよう、ひとつひとつ着実に実施してほしいなと思います。でも無理でしょうね。そーいえば、慰安婦問題の共同宣言も完全に不履行な国とそれ以上狡猾な国の宣言なんて、茶番以外の何物でもありません。