体調が悪い中1週間を何とか終え、今日は先週から行き始めた歯医者の続きがAMにあり、キャンセルするとセンセーに怒られそうだったので行きました。午後は、咳と鼻水が止まらすどこにも行けない為、リビングのTVでamazonプライムを見てたら「ウルトラマン80」が無料だったので、4話くらいみたら、「ウルトラマンメビウス」の「#41 思い出の先生」見たくなり探してみるとamazonプライムで無料で観れることが分かりこちらに移動。するとこれがやっぱり面白い、というか感動で涙(T_T)。
「―80」って、最初は主人公の矢的猛が先生とUGM(警備隊チーム)の掛け持ちをしていたものの、路線変更でいつの間にか先生としての活動が描かれなくなってしまった。この中途半端な状況を27年振りに決着をつけた名作です。
矢的先生が突然いなくなった桜ケ岡中学校の卒業生たちが、学校廃校決定を聞き同窓会を開く。そこに矢的先生を呼ぼうとするが、矢的は、当時別れの挨拶もせず立ち去ってしまったことを気にして同窓会に出られない事をメビウス(ミライ)に言伝をする。そこへ80の時に登場した硫酸のなみだを流す怪獣「ホー」が現れてメビウスが対峙するが、苦境に立たされる。そこで80が登場して「ホー」を倒したバックルビームで倒す。80に向かって「センセーー!」と叫ぶE組の生徒達は、「ありがとう」という横断幕を広げて「仰げば尊し」を唄う。立ち去る80。校門に佇むミライの後ろに矢的先生(長谷川初範その人!)が立ち、「やっぱり自分で謝ろう」と校舎に向かう。気が付いた元生徒たちは大きく手を振り先生はそれに応える。という話。
80それほど見ていなかったんです。当時15歳で、さすがに特撮ものはいったん卒業(その後数年でゴジラ復活で逆戻りしたんですけど、それはまた別のお話し)。先生とウルトラマンって、いくら当時先生もの(金八先生とか熱中時代とか)が流行っていたからといって、なんて安直な設定と思って莫迦にしたものです。
でも今見返してみると、特撮はしっかりしているし、ウルトラマン対怪獣のアクションも飛び蹴りバンバンですごい。主題歌は当時から良いと思っていました。ストーリーも「人間の負の感情・マイナスエネルギーが怪獣を生み出す」ということを突き止めたウルトラマンが、エネルギーが育ちやすい中学生をまっすぐ育てる為に先生になったという設定で妙に納得のいくものでした。
(かっこいい!80のOP↓)
矢的先生が桜ケ岡中学で教鞭をとったのはたった3ヶ月。それでも矢的先生のクラスの生徒にはしっかりと先生の意思が伝わっていたことが分かるというのも「想い出の先生」が名作といわれる所以かと。
で、実はその後メビウスを引き続き見てたら、まぁ名作ぞろいの怒涛の展開。旧作のウルトラマンが順番に出てくるわ、変身前の本人もちゃんと出てくるわ、南夕子も勿論本人が出てくるという、往年のファンのツボを心得た演出!というわけで、最終3部作前まで一気見してしまいましたとさw
メビウス、考えてみればもう11年前の作品。なんとも時が経つのは早いものです。