日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

講習会

 月1回の講習会でした。とはいえ先月は仕事で参加できなかったので、2カ月ぶり。
 今月から矢渡しの稽古が冒頭にあり、第1介添に指名されました。これまでも月例会で1,2回やったことありますけど、ちゃんと予習をしてから臨んでいました。今回は突然の指名。うろ覚えなんでできるわけありません。まー入場から退場まで、まともにできた個所は一か所もありませんでした。穴があったら入りたいレベル(^_^;)。
 県の講習会とかもその日に指名と聞いたことがあります。いつどんな時に指名されてもちゃんとできるようにならないといけない、と考えると、会の講習会でいっぱい間違うのはありです。間違いを指摘されれば、その時は恥ずかしい(いやいや指摘される前に自分で出来てないって意識してるから、やってる時から恥ずかしい(^_^;))けど、知らない人の前で恥かくよりも練習のつもりでやれる環境はよい、とポジティブシンキング。
 にしても酷かった…。次回やる時は少しまともにやれるよう今まで以上に意識して見るようにしよっと。。

 射技については、そこそこいい感じ。中りも3中/6射でまぁまぁ。「離れで力入り過ぎ」と言われた時も「あー今のは確かに力入ってたな」と理解できた。実はこの理解できるというのが結構大切で、言われても「あれ?言われた通りやってんだけどなぁ」と思ってるうちは大体直らない。とはいえ、理解できたからってすぐ直るかというと勿論そんな事はない。頭では「こうしたい」って思っても、間違って覚えた身体はその通り動いてくれない。それが癖という訳です。弓を正しく射る為の悪癖は直さないといけません。そういう意味で高段者、称号者の方からの指導は大切です。
 ただこの人たち恐らく言っていることは正しいのですが、言葉足らずだったり、教本の読み過ぎで言葉が難しかったりして、よくわからない時がたまにあります。自分がそこまで達していないから理解できないっていうのが、一番大きな理由なんでしょうが、出来てる人って意外と苦労せずに体得しちゃってる人だったり、とにかく数をこなして力業で癖を直しちゃってる人結構多い。そうするとなんか知らないけど直っちゃったってことになり、直すための試行錯誤を言葉にできなかったりします。その意味を汲み取り咀嚼して自分の言葉に翻訳して試してみることが指導を受けるコツかと。勿論言われたことは素直に聞く。他の人からいわれたことと違ってもその場はとりあえず(頭がこんがらがるけど)素直に聞く。その場で口答えするとだいたい嫌な顔されますw
 私の場合、弓を引いている時間がどうしても作れないので、頭の中で「こうしたらどうだろう」「こうすればうまくいくかな」という事をずっと考えていて、それを土日の練習で試してみる。また、他の人がやっている時、腕や肘や身体各所の位置がこう動いた結果、どこに矢が飛んでいくかを見ることで、頭の中のシュミレーション結果を確認します。「見取り稽古」って大切です。

 弓道って、武道というより伝統芸能みたいなものだと思っています。教本はあるけど、どちらかというと口伝というか直接指導で身に付けていく。しかも他の武道は相手があって組むから当然身体的痛みを伴う。弓道は組むことはないので、弦を腕にぶつけて痛いことがあっても自分の責任。自分の動作がすべて。毎日練習できないので、今週より来週、来週より再来週、いい射が出るよう日々精進しまーす。


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