最近リアル店舗で買い物するのはコンビニ、ドラックストアくらいで、ほとんどの買い物はネットで済ませてしまう。決して良い傾向ではないのは分かっているのですが、買いたい物が決まっている場合、ネットで検索して比較をしてクリックするだけ、という便利さにかないません。
リアル店舗にいっても目的のものがあるとは限らず、まして発売日が判っていて心待ちにしているものに限って、リアル店舗では売り切れとか置いていないとか、その日に手に入れることができない場合が多い。
本もヒット作ならともかく、そうでもない作品は書店に入る部数も少なく、更に行きつけの書店が次々に閉店してしまい、初見の店ですと置いてある場所もわからず、結果的にamazonで予約をしてしまうケースが増えた。雑誌ですらamazonで買ってしまうのは、もう末期症状です。在宅していなくて受け取れない事はあっても、amazonなら当日配達してくれ、数日中には入手できる。いくつもの本屋さんを巡る必要もない。
レンタルビデオ(DVD)ももっぱらネット。最寄り駅のTSUTAYAが閉店し、近所にレンタルショップが皆無なのが原因。ネットレンタルでもセール時は送料込みで旧作1枚100円以下で借りることができる。amazonプライムも入れ替わりが激しいとはいえ、まだまだ観ていない作品が沢山ある。もっとも、ゆっくり映画を観ている時間がないので、Youtubeとかで動画を観たり、録り貯めたTVドラマを観ることが多いですが。
スマホカバー、靴の修理キット、プリンターインク、空のメディア。大物では、芝刈り機、電源コードドラム。普通なら家電量販店、DIYショップに行くところ、これらすべてamazon、楽天で購入。つい最近は弓の弦もネットで買いました。さすがに着物は弓具屋さんで買いましたが、すぐに届くのと、弓具屋さん電車でいくよりも送料かけても安い。
リアル店舗派だった私、ここ数年ネットショッピング派に完全に鞍替えしました。良い事ではないのは重々承知をしているんですが、この便利さにはかないません。
高齢者は日用品や食品ですら買う為にスーパーに行くだけの体力がない。うちの母親も車に乗れなくなってから、買い物は宅配の生協に頼むようになった。一緒に住んでいた頃あった駅前スーパーは先日実家に帰った時更地になっていた。駅前に2軒あったスーパー、商店街はすべてなくなってしまった。車がなければ買物すらできない。それが東京から電車で1時間程度の街というのが驚きです。
お買い物は今後どのようになっていくんでしょうかね。恐らく数年後には答えが出てることだと思いますが、生き残るリアル店舗と生き残れないリアル店舗はどのような差があるんでしょう。