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国体強化練習会 第1回目


 来年度の国体(茨城県)に向けた選手育成の為の講習会にエントリーしまして、今日はその第1回目でした。勿論これに参加したからといって即国体に出られるわけではありません。今後1月まで7回の練習会で15名を選出、最終的には4月の県民大会兼国体選手選考会において十分な成績を残すことで選手なるという狭き門です。

 強化練習会には今回初めて参加。県内より弓道をやっている初段から五段の55名がエントリーしていました。私は今回初めてのエントリーですので、選手になるというよりも県内のハイレベルな人たちと一緒に練習をして、少しでも技術向上が出来ればよいなという思いです。

 最初の1時間は向かい合って座射体配の練習。弓懸をつけず、弓構え、座り方、矢番え、残心(身)の形を復習。練習会に参加するくらいの人ですから、基本的にはできるのですが、身体の各部位の位置、立座りにおける弓矢の位置など、細かいところを見て頂きました。注意はしているのですが、日頃の練習では御座なりにしてしまう事もあり、改めて気を引き締められました。その後、昼食を挟み4時まで的前で射技を先生に見て頂き細かく指摘を受けました。

 弓道って、中る事も重要ですが、様々な所作が正しい射を産み、それが正鵠を射る事に繋がります。先生が仰っていたのは、「弓道は「中てる」のではなく「中る」のだ」という事。これって弓道やってないとわからないと思うのですが、恣意的に矢を的に中てるのではなくて、射場に入った時からのすべての所作の結果が中りであって、中てようと思って中てるのは中りではないのです。といっても的に中れば中り判定は出ますが…。

 今回は国体選手育成講習会ではあり、国体は各県代表により"中り数"で競う試合ですが、県の代表として臨む以上、正射をすることが大前提。そして国体代表者は全日本選手権天皇盃 全日本男子弓道選手権大会/皇后盃 全日本女子弓道選手権大会)の代表となることまで視野に入れた稽古をすることが重要ということ。全日本選手権は中りだけは賜杯を手にすることはできません。


 しかしやっぱこの練習会に参加する人はすごいわ。高段者は勿論、段位に関わりなく射形はみんなきれいだしよく中る。私もそこそこ調子よかったけどそれでも、羽分けに、ぎり届かなかった…(^_^;)。
 とりあえずあと6回。選手残留は考えず、まずは自分の射を見つめ直す機会としていきたいと思います。


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