国体強化練習に参加してきました。
指導を受けてる最中はボロボロなのに、自由練習になると中りやがって、メンタルの弱さが改めて課題と自覚。
基本、練習の方が試合とか審査よりも中る傾向が強いです。練習の時にいくら中っても本番で中らなければだめじゃん。。人に見られていると思うとそれだけでどこかに力が入ってしまう。「かっこいー」って見られたい気持ちが強いんでしょうねぇ(^_^;)。
最後に先生からこんな言葉がありました。
この強化練習に参加をしている人は、全員基本はちゃんと出来ている人です。これまでの弓道経験の中で四矢皆中を出したことない人いないでしょ。それは決してまぐれではなくて、間違いなくそういう射ができた人という訳です。ところが、それが毎回でない。それはなぜかというと、自分を信じていないからです。
弓道は個人競技です。研修会をやっていて他の人の指導を受けているのを聴き「そういえばそこ自分も出来ていないよな」と思い、そこを直す必要はないのです。指導者は、その人が現時点で一番注意しなければならない事を伝えているので、指導を受けている時は、他の人の指導に耳を傾けるよりも、自分が注意されたことに専心することが重要だということです。
中る中らないは結果です。ですが、常に中るようになる為には、皆中した自分を信じて同じように射をできるようになることが必要です。
他人ではなく自分の射を見つめて、癖をなくすこと。しかし長い間の積み重ねでついてしまった癖は、そう簡単に直りません。真摯に癖に向き合うことでしか、癖は直らない、とも。
本当にその通りだと思います。じぶんが弓道を選んだのも個人競技である点です。とはいえ、試合となるとチームを組みますので単純な個人戦ではありません。自分の的中数がチームの勝敗に掛かってきます。
チームに迷惑をかけないようにする為には、自分の技術を磨かないといけない。それも相手がいる話ではなく、すべて自分の日々の努力如何に掛かってきます。
今回も(射は相変わらずでしたが)大変勉強になりました。
次回は来週。一応最終回となりますので、これまで学んだ事を先生に見せられるとよいなぁ。というのも邪念なんですけど…(^_^;)。