自分では若いつもりでも、十分なメンテナンスもせず半世紀以上生きていると、さすがに衰えを感じざるを得ない。
歩くだけで節々が痛む。久しぶりに腰痛が復活してきた。今日は1日コルセット着用。家に帰ってコルセット外した途端に立てなくなった。シップとロキソニンで何とかなっているけど、明日ちゃんと起き上がれるか心配です。明日は2件のアポイント。休むわけに参りません。
昔なら50代中盤定年間近といえば、すっかりオジサンでした。同僚には息子とほぼ同い年の女子もいる。私はどう見えるんだろう。
葛飾北斎は90才、杉田玄白85才とか、日本中を歩いて測量した伊能忠敬74才と、長命の人もいますが、江戸時代の平均寿命は50歳前後だったといいます。それに比べて現代は80歳越え。討幕の主人公たちは20代後半から30代。恐らく現代の40~50代がざっくりとこの年齢にあたるんじゃないかな。と考えると、まだまだ若いもんには負けられませんw
サムエル・ウルマンの「青春」という詩が、身につまされる年齢になりました。
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年
月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。
(岡田義夫訳)
肉体的な衰えよりも気持ちが衰えないように1日々々を大切に生きないとなって思います。