2011年3月11日14時46分、宮城県沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が起きた。
そのわずか3分後、津波警報が発表され、もっとも大きなものはは岩手県大船渡市の綾里湾において40.1 mにまで達していたという。
9年経って、津波被害のあった宮城県、岩手県の沿岸地域でも復興が進んでいるとは言い難い。
福島県沿岸に建てられた原子力発電所にも津波が襲い、予備のディーゼル発電機も浸水、電源を喪失して、1-3号機がメルトダウンを起こし水素爆発、沢山の放射能をばら撒くことに。
9年経っても避難解除が行われていないところがあります。
このblogは2006年から毎日更新を続けています。当然”あの日”の事も帰ってから書いてます。
→http://hee.hatenablog.com/entry/20110311
新宿に勤務していた私は、電車が動いていなかったので歩いて帰宅。約30km、18時に会社を出発して家に着いたのは深夜1時でした。
あの時は歩いて帰る人が結構多くて、寂しい感じはありませんでした。途中、成城のあたりを歩いていたら、家の前で紙コップに入れたスープをトレイに乗せて道行く人に渡していた奥さんがいました。嬉しかったなぁ。
今日は日中20℃を超える暖かさでしたが、あの日は寒かった。
そして9年経った今、新たな災害ともいえる新型コロナウィルス禍。
株価は暴落、自粛ムードは、震災の時と同じ。
今日、春の選抜高校野球の中止が決まった。震災の時でもやったのに。ある意味今の状態は震災以上かもしれない。
7月の東京オリンピックをどうしてもやりたい森元首相。世界中に感染が広がり、もはや開催可否は日本だけの問題じゃなくなっているのに何故気が付かないんだろう。
だいたい衛生観念の高さは世界一といっても過言ではないニッポンがこの状態で、その他の国で感染が広がったらもう止めようがないんじゃ。。
WHOは”パンデミック前夜”とかわけのわからんことを言ってますけど、いやいや、これをパンデミックって言わないで何がパンデミック?
赤道直下の暑い国でも感染が確認されて、暖かくなったら活動が鈍るとも思えない。
現在の大型イベント自粛要請で、多少は感染拡大は防げている(と思いたい)けど、それも焼け石に水じゃない?いつまで自粛すればよいのか。つーかもう遅いとしか思えない。
このまま自粛が続けば、飲食業、個人事業主は次々と収入が激減していずれ破綻する。
大企業ですら”世界の工場”ともてはやした中国からの物流が途絶えて、かなりの影響が出始めている。
ここ1ヶ月仕事らしい仕事は全然できていません。
この先日本は、世界はどうなってしまうんでしょう。
私たちは何をすればよいんでしょうねぇ。