弓道の道具で必要なのは、弓と矢、それと弦を引く際に必要な皮でできた手袋の弽(かけ/「弓懸け(ゆがけ)」ともいう)。
弽は”かけがえのない”という風に、「他に代わりとなるものがない、とても大切な」を意味する慣用句に使われていたりします(諸説あり)。それくらい弓道をする上では大切なものです。
弽にはいくつか種類がありまして、親指・人差し指・中指まで皮で覆う「三つ弽(みつがけ)」とプラス薬指まで覆う「四つ弽(よつがけ)」が一般的で、更に小指も含めてすべての指を覆う「諸弽(もろかがけ)」というのもあります。
一般的には三つ弽のユーザーが多いのですが、男性の一部で「四つ弽」の人がいます。指が1本増えただけですが、いくつかの動作が「三つ弽」と「四つ弽」は異なる為、転向するとちょっと苦労するといわれています。
私どうしても離れで力んでしまい、うまく離れてくれません。長い間悩んでいて、いろいろと試行錯誤したんですがうまくいかず、「四つ弽」に変えると離れやすくなる、という話がありまして。
慣れ親しんだ「三つ弽」とは全く違う引き方になるのに変えて大丈夫だろうか。これ以上おかしな射にならないだろうか。「三つ弽」に慣れすぎていると逆に合わないとか。
そもそも、既に長いブランクはあるものの20年以上使っており、自分の手にあっている。別に壊れたわけでもないのに変えるのは財政的にもどうなのか。
しかも年齢的に残りの人生考えて今の時点で弽を変えマスターするまでの時間はあるのか。
などなど、いろいろと考えておりました。
弽って高いんです。安くてもswitchとソフト3本買うくらい。高いのはswitch3台分以上。
明日からの9連休で練習を開始しようと思います。
何とか改善してくれるとよいのですが。。